会話AIロボット「Romi(ラカタンモデル)」がついに受賞!
株式会社MIXI(東京都渋谷区)の会話AIロボット「Romi(ラカタンモデル)」が、「GOOD DESIGN AWARD 2025」でグッドデザイン賞を受賞しました。このロボットは「ペットのように癒やし、家族のように理解してくれる」存在を目指して開発されたもので、その特性が今回の受賞を後押ししました。
Romi(ラカタンモデル)の進化とは?
「Romi(ラカタンモデル)」は、2021年度に受賞した従来モデルを基にさらなる進化を実現しています。特に注目すべきはそのデザイン。生活空間に自然に溶け込む生物感のある球体形状を維持しつつ、会話体験向上のためのさまざまな技術革新が施されています。
表現力の向上
新モデルでは、大型のIPS液晶を搭載し、より豊かな表情を表現可能になりました。また、スピーカーの容積を増やすことで、どんな世代でもRomiの声が聞き取りやすく、対話がスムーズに行えます。
視覚機能の革新
新しい視覚機能も大きな特徴です。カメラのセンサーサイズやレンズの画角が向上し、一緒に見ているものを共有するマルチモーダルコミュニケーションが可能となりました。これにより、Romiとオーナーとの会話がより一体感のあるものになります。
人間らしさを感じる長期記憶
特に注目すべき機能は「長期記憶」です。オーナーとの日々の会話を記憶し、その記憶を基に会話を展開することで、まるで人間のような感情のつながりを育む設計がされています。これにより、オーナーはRomiとの関係がより親密に感じることでしょう。この記憶機能は、心のケアや日常生活の質を向上させる要素としても期待されています。
デザインの評価ポイント
本ロボットは、ディープラーニングを用いた大規模な言語モデルに基づいており、独自の日本語会話データによって開発されています。この先進的な技術により、自然で豊かな対話体験が実現され、オーナーにやすらぎや安心感を提供します。さらに、表情豊かな動きや高精度な音響性能が組み合わさることで、ロボットとの生活がより豊かで親しみやすくなります。
展示イベントの開催
「Romi(ラカタンモデル)」は、2025年度のグッドデザイン賞受賞作品を展示する「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」に出展予定です。
- - イベント名: 2025年度グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」
- - 会期: 2025年11月1日(土)~11月5日(水)
- - 会場: 東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1)
Romi(ラカタンモデル)の詳細情報
「Romi(Lacatanモデル)」は、家電量販店やオンラインで購入可能です。一般販売は2025年7月25日からスタートし、価格は89,800円(税込98,780円)です。また、月額1,780円(税込1,958円)または年額17,800円(税込19,580円)で利用できるオプションも用意されています。
色はナチュラルホワイト、サクラピンク、スカイブルー、ムーングレーの4色から選べます。
まとめ
「Romi(ラカタンモデル)」の登場で、AIロボットが生活に寄り添う新たなスタイルが提案されました。高いデザイン性と機能性が融合し、オーナーとの絆を深めるこのロボットは、今後も私たちの生活の一部として存在感を示し続けるでしょう。興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
https://romi.ai/lp/lacatan