福岡の新ランドマークに誕生したタリーズコーヒー、廃材活用で独自の空間を演出

タリーズコーヒーワン・フクオカ・ビルディング店の誕生

2024年4月24日、福岡市中央区に位置する「ワン・フクオカ・ビルディング」の地下2階に、新しいタリーズコーヒーがオープンしました。この店舗は、西日本鉄道株式会社とのコラボレーションによって誕生し、同社の廃材パーツを利用した唯一無二のデザインを展開しています。

一歩踏み入れると広がる独特な世界観

店内に足を踏み入れると、目を引くのが西鉄から提供された実際の車両パーツやつり革、レールなどの装飾です。これらは、ただの装飾品ではありません。それぞれが市民の移動や生活を支えてきた歴史の一部を持ち、そこには「想いを引き継ぎ、次世代につなぐ」というメッセージが込められています。

この空間では、廃材に新たな命を与えることをテーマにし、過去と未来が交差するようなクリエイティブな環境を提供しています。来店者は香り高いコーヒーを楽しみながら、福岡の文化や西鉄の物語を感じることができるのです。

居心地の良い交差点

「タリーズコーヒーワン・フクオカ・ビルディング店」は、訪れる客同士が自然に交流し、新たなつながりを生む場所としての役割も目指しています。九州の鉄道が文化や人、情報、モノを結びつけてきたように、ここでも地域住民が出会い、語らう姿が想像できます。

これにより、単なる喫茶店の枠を超えた、地域のコミュニティスペースとしての機能も期待されています。店内の87席は全て禁煙、どの時間帯もゆったりとした雰囲気の中で過ごせるように配慮されています。