ユカリアとツナググループが手を組み医療・介護人事問題に立ち向かう

ユカリアとツナグループの戦略的業務提携

株式会社ユカリアと株式会社ツナグループ・ホールディングスが、医療・介護業界における人事課題の解決を目指し、戦略的な業務提携を発表しました。超高齢社会が進む日本で、医療・介護の現場では人材不足が深刻な問題となっています。この提携により、両社の専門知識とノウハウを融合させ、新たな解決策を提供することを目指します。

提携の背景

日本の医療・介護業界は、現在、深刻な人材不足に悩まされています。特に看護師や介護従事者の確保が大きな課題であり、高齢化が進む中でこれに対する早急な対策が求められています。株式会社ユカリアは「ヘルスケアの産業化」をビジョンに掲げ、医療機関の経営支援や介護施設の運営を通じて、従事者の働きがいや所得の向上を目指しています。

一方、ツナググループも日本の労働市場の課題に真剣に取り組んでおり、「2030年労働需給GAP解消」に向けたソリューションを展開しています。これらの取り組みが結びつくことで、より効果的な人事制度策定や人材採用支援が実現します。

提携による取り組み

この提携によって、ユカリアとツナググループは互いに持つ資源や専門知識を活かし、人材採用支援の機能を強化します。具体的には、ツナググループが提供する採用コンサルティングやRPO（採用代行）、データベースを用いることで、医療・介護の現場に特化したソリューションを提供できるようになります。これにより、医療機関や介護施設の採用競争力を高め、職場環境の改善にも寄与することが期待されます。

提携の第一段階として、両社は大阪の医療法人へのサービス導入を予定しており、8月1日から共同提供を開始します。この取り組みが成功すれば、全国に展開し、より多くの医療・介護施設での人材不足解決に役立つことでしょう。