エコプロ2025に出展
2025-12-08 14:22:16

明治が東京ビッグサイトで開催されるエコプロ2025に出展!カカオ産地の課題を体験型展示で学べる

明治のSDGs Week EXPO 2025出展概要



株式会社明治は、2025年12月10日(水)から12日(金)まで、東京ビッグサイトで行われるSDGs Week EXPO 2025「エコプロ2025」に出展することを発表しました。このイベントは、日本最大級の環境展示会であり、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが紹介されます。

明治のブースでは、カカオをテーマにした体験型の展示が用意されています。来場者は、カカオの生産過程やその周辺に存在する社会課題について楽しく学ぶことができる「選択型クイズ」に参加し、興味を持ちながら情報を得ることができるのです。中でも、森林減少や児童労働といった現代のカカオ産地が直面する問題に焦点を当て、明治が取り組む解決策である「メイジ・カカオ・サポート」や、環境に配慮した「アグロフォレストリー」などが紹介される予定です。

カカオの基礎知識を学べる展示



展示の第一弾では、カカオの実がどのように収穫され、発酵して豆になるのかといった基本的な知識を多様な視覚的手法で伝えます。映像や模型を用いて、カカオ豆がどのように生産されるかを体験的に学ぶことができるので、子供から大人まで興味を持って参加できる内容です。また、約20年間続けているカカオ農家支援の取り組みについても深く知ることができます。

環境問題について考える参加型活動



次の展示は「森をつくる農業」として知られるアグロフォレストリーを通じた学びの場です。来場者は実際に収穫物シールを貼る参加型パネルを使用して、農業と環境問題をリアルに体感することができます。アグロフォレストリーは、ブラジルやガーナでの実績に基づき、多様な作物と木々が協力して育つことを学びながら、自然環境に対する負荷を軽減し、長期的な土壌利用へつなげるもので、農家の収入を安定させる役割も果たしています。

カカオの未活用部位に新たな可能性



展示の最終パートでは、カカオ豆の皮のアップサイクルによって生まれた新しい素材、「カカオバイオプラスチック」と「カカオセラミド」を紹介します。チョコレートとして使用されるのはカカオの実の3割程度に過ぎず、残りの部分は肥料や飼料として利用されますが、これらの素材を利用事例として示すことにより、未活用部位の有効活用がもたらす環境への貢献を強調します。

カカオの未来と明治の展望



今回の取り組みは、日本国内だけでなく、国際会議においても展示されるなど、多くの関心を集めています。明治は今後も「メイジ・カカオ・サポート」などを通じ、カカオ産地の支援を更に深化させながら、持続可能な社会の実現に貢献していく考えです。

このように、明治のエコプロ2025出展は、単なる製品紹介に留まらず、次世代にサステナビリティの重要性を伝える機会となるでしょう。これからも企業としての社会的責任を果たし、市場のニーズに応じた取り組みを推進していくことが期待されます。

イベント詳細




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