東京電機大学の中高大連携が生む新たな学びの場
この秋、東京電機大学中学校・高等学校は、「TDU武蔵野祭」という文化祭で特別なワークショップを開催します。これは、中高大連携という新しい教育モデルを実践するための一環として行われ、受講者の知的好奇心を刺激し、大学での学びを実際に体験できる貴重な機会を提供します。2025年9月20日、東京小金井キャンパスで行われるこのワークショップは、未来を担う若者たちにとって意義深い学びと探求の場となるでしょう。
ワークショップの概要
今回開催される2つのワークショップの内容は以下の通りです。まず午前中の「オリジナル弦楽器 de コンサート」では、未来科学部のロボット・メカトロニクス学科に在籍する2年生の林実咲さんが講師を務め、音の仕組みを学びながらオリジナルの弦楽器を製作します。その後、参加者たちは自分が作った楽器を使ってミニコンサートを楽しむことができます。この体験を通じて、音作りの楽しさや音楽への理解を深めることが期待されています。
午後のワークショップは「建築学の視点から見た障害のない部屋づくり」です。こちらでは、未来科学部の建築学科に所属する3年生・中野明日香さんが、認知症の方の視点を動画や講義を通じて学び、より良い居住空間の設計について考えていきます。このプログラムは、共生社会を実現するための重要なテーマであり、参加者にさまざまな視点を提供するでしょう。
学生生活も体験できる特別な機会
両ワークショップが終了した後には、大学での学びや学生生活についてのレクチャーや質疑応答が行われ、参加者が教育現場についての理解をさらに深める機会が設けられています。科学教育の専門家である木場裕紀准教授が指導し、工学部やシステムデザイン工学部からのサポートスタッフも揃っているため、参加者は安心して質問や相談ができます。
その他のプログラム
「TDU武蔵野祭」では、これらのワークショップだけでなく、教員による理科工作教室や、コンピュータ部によるプログラミング体験、科学部の実験、鉄道研究部の模型展示、少林寺拳法部の演武、さらには合唱や演劇など多彩なプログラムが用意されています。入試に関する相談室やミニ説明会も実施されるため、学校生活や教育方針に関する疑問を直接話す良い機会です。
詳細情報
「TDU武蔵野祭」の詳細は以下の通りです。
- - 日時: 2025年9月20日(土)・21日(日)9:30〜16:00
- - 会場: 東京小金井キャンパス
(東京都小金井市梶野町4-8-1、JR中央線東小金井駅から徒歩5分)
- - 公開講演会: 「太陽と地球のレシピ」も同日開催、宇宙の始まりについて学べる貴重な講演です。
お問い合わせ
参加希望者や質問のある方は、東京電機大学中学校・高等学校の事務室にご連絡ください。電話:0422-37-6441、
ホームページもご参照ください。
この「TDU武蔵野祭」を通じて、東京電機大学中学校・高等学校の生徒たちの主体的な学びや教育活動の様子に触れてみてはいかがでしょうか。未来への第一歩を踏み出すきっかけとなることでしょう。