介護事業を変革する新サービス「ネット口座登録」の登場

株式会社Rehab for JAPANが、介護業界に革新をもたらす新サービス「ネット口座登録」を発表しました。このサービスは、これまで紙の申請書に依存していた口座振替手続きを、パソコンやスマートフォン上で簡単に行うことを可能にします。利用者と介護事業所双方の負担を軽減するこの取り組みは、業界の効率向上に寄与することでしょう。

背景

介護業界では、慢性的な人材不足が深刻化しており、2026年には約25万人、2040年にはさらに57万人の介護職員が不足すると予測されています。その間、介護現場では請求業務に時間を費やし、直接的な介護サービスの提供に影響が出るという課題があります。特に、利用者の引き落とし口座の設定に関する手続きは、煩雑な書類作成や郵送、審査に時間がかかり、特に時間がかかるため、介護事業所にとって大きな負担です。

従来の課題

従来、介護事業所が利用者の口座を登録する際には、紙の申請書に必要事項を記入し、それを郵送するという手順を踏む必要がありました。このプロセスでは、記載ミスや銀行印の相違などが発生しやすく、場合によっては再申請が必要になることも。こうした手続きにかかる時間は、通常2か月以上となり、キャッシュフローの悪化や未収状態を招く結果にもなります。これが業務効率をさらに悪化させ、直接的な介護サービスに割ける時間を奪っていたのです。

新サービス「ネット口座登録」

今回新たに提供される「ネット口座登録」サービスでは、簡単に口座情報をリアルタイムで登録できます。誤った情報を入力した場合は、その場でエラーメッセージが表示されるため、金融機関から不承認となるリスクを低減。また、記入や郵送の手間が省けることで、介護事業所の業務負担を軽減し、サービス提供に十分な時間を確保することが可能です。

サービス内容

この新サービスは初期費用は無料、基本料金は月額1,500円、さらに振替手数料は1件につき90円と非常にリーズナブルな設定になっています。これにより、口座振替を利用するコストを大幅に削減できることが期待されています。

Rehab Cloud(リハブクラウド)とは

Rehab Cloudは、介護現場の付加価値向上を目指す科学的介護ソフトです。このソフトを利用することで、介護職員の業務負担が減少し、さらに加算による収益向上や利用者の身体機能向上も実現できます。現在、「リハブクラウド」を導入している事業所は3,682に達し、多くの業界関係者に支持されています。

会社情報

Rehab for JAPANは、介護業界に夢と感動を提供することを目指すスタートアップ企業です。健康寿命の延伸を促進し、高齢者が元気で幸せに過ごせる世界の実現に向けて取り組んでいます。

詳細や価格については、サービスサイトをご覧ください。

株式会社Rehab for JAPANは、今後も革新的な介護サービスを通じて、業界の変革に寄与していくことでしょう。