カナデビア株式会社がネーミングライツ契約を締結し「Kanadevia Hall」に改称

カナデビアが新たな音楽の拠点を創出

カナデビア株式会社と株式会社東京ドームが新たに結んだネーミングライツ契約により、2025年4月から東京ドームシティ内の多目的ホール「TOKYO DOME CITY HALL」が「Kanadevia Hall（カナデビアホール）」に名称変更されることが発表されました。この契約は2028年3月までの3年間の期間で、今後このホールがどのような役割を果たしていくかが注目を集めています。

新名称の理念

新たに名付けられる「Kanadevia」は、日本語の“奏でる”とラテン語の“Via”を組み合わせた造語です。カナデビアは「技術の力で、人類と自然の調和に挑む」というブランドコンセプトのもと、社会との共生や地域貢献を重視しています。株式会社東京ドームは、コンサートや演劇などの多彩なエンターテインメントを提供し、東京を代表する文化的なスポットとしての役割を果たしています。

カナデビアの代表取締役社長である桑原道氏は、「Kanadevia Hall」が訪れるすべての方々との調和をもたらす場所となることを願っています。音楽が人々を結びつける力を持つことから、ホールはコミュニティのハーモニーを奏でるシンボルとしての役割を果たすでしょう。

ホールの特徴と可能性

「Kanadevia Hall」は最大3,000人を収容できる多目的ホールで、客席の配置はステージから30ｍ以内にあり、臨場感に優れた設計です。その柔軟なステージとアリーナの形状変更が可能な仕様により、コンサート、演劇、格闘技など、多様なイベントの開催が可能です。これまでに多くの著名なアーティストやパフォーマンスがこのホールで行われてきました。

そのため、この新名称がもたらす新たな一歩は、訪れる全ての人々に新しい感動体験を提供するための大きなチャンスといえるでしょう。これにより、東京の文化シーンはますます色彩豊かに発展していくことが期待されます。

カナデビアと東京ドームの連携

カナデビアは、2024年10月に商号変更を行い、社名のみならずその理念や活動内容をも刷新します。この新名称「Kanadevia」を冠したホールは、両社が持つ強い理念の結晶とも言える存在になるでしょう。また、東京ドームは「Kanadevia Hall」が新たなエンターテインメントの価値を創造していくことを心より歓迎しています。

この地域において「Kanadevia Hall」が果たす役割は、単に一つのホールであるだけでなく、アーティストと観客、さらには地域社会とのつながりを育む大切な場となるでしょう。多様なイベントを通じて人々に感動を提供し、音楽や文化の重要性を再認識してもらう機会を創出することが、今後の目標です。