AIさくらさんとHENNGE Oneの連携で業務の安全性が向上！

AIさくらさんとHENNGE Oneの新たな連携

株式会社ティファナ・ドットコムの対話型AI「AIさくらさん」と、HENNGE株式会社のクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」がシングルサインオン（SSO）で連携することが発表されました。この連携により、企業や自治体が生成AIを日常業務に安全に取り入れることが可能になります。特に、セキュリティと利便性の両立が求められる現代において、本連携は重要なステップと言えるでしょう。

SSO連携の背景

生成AIの普及が進む一方で、IDの乱立や不正アクセスといったセキュリティ問題がクローズアップされています。AIさくらさんは、これまでに「専門知識不要で導入・運用できるAI」という姿勢を貫いてきましたが、今回のHENNGE Oneとの連携により、既存の認証基盤との組み合わせで、安全かつスムーズな運用を実現することが可能になります。

本連携のメリット

今回のSSO連携により、企業や自治体は以下のようなメリットを享受できます：

1. シンプルなログイン体験
HENNGE Oneを通じてワンクリックで認証が完了するため、複数のIDやパスワードを覚える必要がありません。このため、ユーザーは迷わずにスムーズにログインできるようになります。

2. 多層的なセキュリティの確保
多要素認証（MFA）やIPアドレス制限、デバイス証明書などの高度なアクセス制御を利用することで、AIさくらさんの利用においても不正アクセスを防ぎます。これにより、組織のセキュリティ基準に準じた安全な運用が実現されます。

3. 運用と監査の効率化
アクセスログの一元管理や利用状況の可視化が可能になるため、情報システム部門の管理作業の負担が軽減されます。これによって、異動や退職時の権限管理もシステムに統合され、人的ミスの発生を抑えることができます。

4. 公共機関・大企業でも採用しやすい設計
AIさくらさんは各種ISOを取得しており、過去の導入実績も豊富です。このため、デジタル庁の「デジタルマーケットプレイス（DMP）」にも登録され、公共機関や大企業のニーズにも応えることが可能です。

導入による期待される効果

この連携によって期待される導入効果は、自治体や大企業での業務効率向上でしょう。例えば、自治体では窓口やコールセンターの支援を行い、職員IDで一括管理することができます。また、大企業では機密情報が扱われる部門でも、権限分離や端末制御が行いやすくなります。公共交通機関や小売業でも、現場端末にデバイス証明書が必須となるため、役割分担が容易になります。

導入から利用開始までの流れ

HENNGE OneとAIさくらさんの利用は簡単に導入できます。まず、HENNGE Oneの管理画面で「AIさくらさん」連携の設定を行い、その後、アクセス方針（MFAや端末、ネットワーク）を適用した後、ユーザーにSSOメニューを配信すれば利用を開始できます。ティファナの専任チームが初期設定から運用設計までサポートを行うため、安心して利用を開始できます。