電通グループ、経済安全保障を支える新たなパートナーシップを締結

株式会社電通グループは、経済安全保障の分野において意義深い業務提携を結びました。提携相手は、フランスに本社を持つフォワード・グローバル株式会社です。これにより、電通グループは、急速に変化する国際情勢に柔軟に対応するための新たな戦略の一環として、日本国内における経済安全保障の強化を図ります。

業務提携の背景

電通グループは、長年の経験をもとに、国内外のインテリジェンスやネットワークを活用し、経済安全保障において強い影響力を持つ企業を目指しています。その一環として、今年6月には「電通総研経済安全保障研究センター」を設立し、経済の安定性やリスクを管理するアプローチを強化しました。

フォワード・グローバル社とは

フォワード・グローバル社は、経済安全保障だけでなく、サイバーセキュリティに強みを持つ国際的なコンサルティング企業です。彼らは2007年から、経済安全保障とサイバーセキュリティを扱う「INCYBERフォーラム」を定期的に開催し、多国籍の専門家が集まる知見の場を提供しています。このフォーラムは、リスクに対する効果的な対応策を共に考える重要な場となっています。

新たなプロジェクトの始動

最初のプロジェクトとして、12月4日（木）に日本で初めての「INCYBER Forum Japan」が開催されます。このイベントでは「デジタル上の信頼を支える共創プラットフォーム」をテーマに、フォワード・グローバル社が主催し、電通総研や日本経済新聞社が共催します。イベントでは、経済安全保障に関連するニュースやデータが共有され、参加者は最新の知見を得ることができるでしょう。