江東区の有明西学園で行われた校内ボッチャ大会、白熱の決勝戦を振り返る
ボッチャ大会決勝戦の熱き戦い
12月23日、江東区の有明西学園で行われた校内ボッチャ大会の決勝戦に、教育長として参加してきました。この大会は、学校ボッチャの発展に尽力してきた私にとって、特に心温まるイベントです。
有明西学園は、開校当初からボッチャに力を入れており、初期には日本代表選手たちの指導を受けたり、さまざまなプロジェクトを通じてボッチャを広めてきました。現在では、このスポーツは学校の特色として完全に根付いており、全校の1年生から9年生までの38クラスが参加する形で毎年ボッチャ大会が開催されています。
今年で第4回目となるこの大会では、トーナメント方式で39チームが競い合いました。驚くべきことに、今年も若い選手たちが古い世代に勝利を収めたり、期待の新星が登場したりと、ボッチャの醍醐味を存分に楽しむことができました。先生方も真剣に試合に臨み、2年生や1年生が6年生や9年生に勝利する光景も見られました。
さて、今年の決勝戦の舞台となったのは7年C組と7年D組です。両クラスともボッチャ部に参加し、既に大会経験を積んだ選手たちが揃っています。観客も多く押し寄せ、体育館は熱気に包まれました。特に緊迫した状況の中、審判を務める先生もその緊張感を感じていたようです。ライブ配信も行われ、他の学年の生徒たちも教室でドキドキしながら観戦していました。
試合は接戦でしたが、見事勝利を収めたのは7年C組です。戦略と技術が見事に融合した試合で、どちらのチームも本物の実力を持ち合わせていました。このボッチャ大会では、インクルーシブな精神が大切にされており、小さな1年生が大きな9年生に挑む姿は、まさに感動的でした。このような環境だからこそ、誰もが優勝を狙うチャンスがあるのです。特に、有明西学園内には先生方が手作りしたボッチャコートが至る所に存在し、いつでも練習できる環境が整えられています。
来年の大会も待ち遠しいですね。一年生の選手たちが強豪に勝つ姿も見てみたいですし、九年生がその経験を生かして勝ち進む姿も楽しみです。大会の運営を担当したオリパラ委員会の子どもたちにも、心から感謝の気持ちを伝えたいです。
最後に、江東区立小学校による「KOTO☆ボッチャフレンドリーマッチ」が2月12日、有明アリーナで開催されることが決定しています。各校で代表選手を決める大会も進行中で、今から楽しみです!みんな、頑張ってくださいね。有明アリーナでお会いしましょう!