葬儀業界を変えるAI革命
少子高齢化や働き手不足が深刻化する現代において、葬儀業界は新たな支援が求められています。株式会社ディライトの代表取締役である高橋亮氏は、5月19日に東京都港区で開催される講演において、「AIを活かした葬儀業界とは〜いまの時代にやってくる葬儀の新サービス!」というテーマで話をします。AIを活用することで、葬儀業界における変革の可能性を探ります。
AIと葬儀業界の現状
葬儀業界は、24時間365日の対応が求められる特性がありますが、近年の少子高齢化や働き手不足に直面しており、業務効率化とサービスの質を両立させることが急務となっています。消費者は葬儀社を選ぶ際にオンラインで情報を探すことが多くなっていますが、葬儀業界はそのニーズに迅速に対応できていないのが現状です。
高橋社長は、この課題に対する具体的な解決策として、「AIを活用した業務効率化」と「デジタルマーケティング戦略」の二つのポイントから未来の展望を話します。
特徴的な講演内容
1.
夜間対応の最適化
高橋氏が考える業界初の取り組みとして、AIによる初動や夜間対応の代行があります。これにより業務の効率化と職場環境の改善を実現し、葬儀社スタッフの負担を軽減しながら質の高いサービスを維持する方法を解説します。
2.
業務の簡素化
AIに業務を任せることにより、人間が行うべき信頼関係の構築やお客様への対応に集中できる環境を提供します。AIを活用することで、業務の質やスピードが向上し、顧客に対して安心感を提供できる実例が紹介されます。
3.
新しい集客戦略
変革期に突入している葬儀業界において、AIO(AI最適化)・LLMOを用いたウェブ集客戦略が必要です。2024年以降にはAIによる検索精度が向上する見込みであり、それが葬儀社に生き残りの鍵となると高橋氏は考えています。これに関する最新のデジタルマーケティング手法が解説されます。
このように「変化を止められないならば、変化の先頭に立とう」という信念のもと、高橋氏はディライトが開発を進めているAIを活用したサービスについても触れる予定です。
開催概要
- - 日時:2025年5月19日(月)16:00~(受付は15:30から)
- - 会場:弘法寺(東京都港区三田2-12-5)
- - 講師:株式会社ディライト 代表取締役 高橋亮
- - 主催:日本青年会議所冠婚葬祭部会
講師紹介:高橋亮氏
高橋氏は1977年に神奈川県で生まれ、青山学院大学に入学後間もなく中退し、起業の道を選びました。21歳で葬儀業界向けの人材派遣会社を共同創立し、30歳で株式会社ディライトを設立しました。この企業では、葬儀業界の人材不足や集客に取り組み、様々な情報サイトを運営しています。
株式会社ディライトの使命
2007年に設立されたディライトは、葬儀やお墓業界専用の人材支援と集客支援を行っており、「人を喜ばせること」を企業の基本として掲げています。今後もAIを利用して葬儀業界の次世代サービスの開発に力を入れ、「社会貢献にも積極的に向き合う企業」を目指しています。