酒造りシンポジウム
2025-06-09 08:18:24

東京大学で開催された酒造りシンポジウムに津南醸造が参加

酒造りの伝統と革新を語るシンポジウム



2025年6月8日、東京大学本郷キャンパスの伊藤国際学術研究センターで行われた「伝統的酒造りシンポジウム@東大」に、津南醸造株式会社が参加しました。このシンポジウムは、東京大学の卒業生や関係者が手掛ける全国17の酒蔵からなる「東大蔵元会」と、東京大学農学生命科学研究科が共催したイベントです。全国から集まった16蔵元が参加し、酒造りに関する様々な視点をシェアしました。

シンポジウムの内容



第一部:酒造りと麹菌



このイベントは、第一部では「酒造りと麹菌」というテーマにフォーカスし、著名な講師たちによる基調講演が行われました。酒サムライであり、元ユネスコ大使の門司健次郎氏や、日本醸造学会会長の北本勝ひこ名誉教授、東京大学の丸山潤一教授がそれぞれの見識を語りました。特に、門司氏は日本酒のユネスコ無形文化遺産登録の意義について強調し、酒造りの重要性を再確認させる内容でした。さらに、北本氏は麹菌の視点から酒造りを解き明かし、丸山教授は東大における麹菌研究の伝統と新たな挑戦を紹介しました。

その後には、参加した蔵元によるパネルディスカッションが展開され、酒造りの楽しさや未来について活発な意見交換が行われました。

第二部:利き酒会



続く第二部では、「16蔵元利き酒会」が開催され、来場者は各蔵元が自慢の日本酒を試飲する機会を得ました。津南醸造からは、雪深い新潟・津南の自然の恵みを活かした銘柄が紹介され、参加者と蔵元関係者との対話を通じて、酒造りに込められた想いをじっくりと体感されることができました。

津南醸造が持参した銘柄には、「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」や、KuraMaster2024で金賞を受賞した「つなん 白 純米大吟醸」、さらには県知事賞を受賞した「GO LUNAR」などが含まれています。これらの銘柄は、山の雪解け水を仕込み水として使用し、地元の米を利用した独自の酒造りを実現しています。

酒造りにおけるこだわりとして、津南醸造では米や酵母、発酵管理にくわえ、山の自然を凌駕した技術革新にも取り組んでいます。

今後の展望



「伝統的酒造りシンポジウム」は、酒造りの過去と未来を繋ぐ貴重な場となり、津南醸造にとっても、今後の酒造りや教育・研究の連携に繋がる素晴らしい経験となりました。これからも日本酒の価値と可能性を広げるべく、引き続き努力していく所存です。

津南醸造株式会社について



津南醸造株式会社は、新潟県中魚沼郡津南町にて日本酒を生産する酒蔵であり、豪雪地域に位置する特性を活かしています。地元の「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を用いた酒造りを行い、「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」というブランドコンセプトのもと、伝統と革新を融合させた酒造りを行っています。詳細な情報は、公式サイトをご確認ください。


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