インドネシアの脱炭素化
2026-10-23 14:09:08

インドネシアにおける脱炭素化の新たな第一歩とは

インドネシアにおける脱炭素化の新たな第一歩



最近、兼松株式会社が出資するPT Alam Energy Indonesia(AEI)およびPT SOMA DAYA UTAMA(SOMA)など、5社がインドネシアのカリムン島で脱炭素を推進するための覚書を締結しました。このプロジェクトは、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)の一環として位置づけられ、日本とインドネシア間の協力を具体化したものです。

アジア・ゼロエミッション共同体 (AZEC) とは


AZECは、日本が主導しているアジア地域の脱炭素化を促進するための国際的な枠組みで、11カ国が参加しています。このコミュニティの目標は、アジア地域での脱炭素化と共に、経済成長やエネルギーの安全保障を同時に実現することです。

AZEC MoU調印式の詳細


2026年10月8日の第4回AZEC閣僚会合では、覚書の調印式が行われました。参加者として、経済産業省の高木啓副大臣やインドネシアエネルギー・鉱物資源省のEniya Listiani Dewi総局長が出席しました。この会議では、インドネシアにおけるエネルギー需要の拡大と脱炭素化の両立が今後の重要な課題となることが強調されました。

プロジェクトの進行内容


このプロジェクトでは、AEIとSOMAが中心となって、カリムン島の電力供給を行う計画です。具体的には、太陽光発電や蓄電池を活用した再生可能エネルギーの導入を進め、AIを用いた設備の遠隔監視や運営・保守に関する人材育成を行います。また、現地の産業においてはエネルギー利用の効率化や、化石燃料から電力利用への転換を支援するためのソリューションも提供します。

このような取り組みにより、再生可能エネルギーの供給を拡大し、地域全体での脱炭素化を目指します。

兼松のグローバルな取り組み


兼松は中期経営計画「integration 1.1」の中で、持続可能なサプライチェーンの変革を目指し、GX(Green Transformation)を推進しています。このグループは、顧客ニーズに応じたGXソリューションを提供し、企業として持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

PT Alam Energy Indonesiaの基盤


AEIは、自然電力株式会社やアラムポート株式会社、NiXグループといった企業が出資する合弁会社です。傘下のPT Alam Energy Renewablesを通じて、インドネシアで約30MWに相当する屋上太陽光発電レンタル事業を展開しています。

会社概要


  • - 社名: PT Alam Energy Indonesia
  • - 設立: 2019年1月
  • - 所在地: WeWork Sinarmas MSIG Tower, 37F, Jl. Jend. Sudirman Kav. 21 Karet, Setiabudi, South Jakarta 12930, Indonesia
  • - ウェブサイト: https://alamenergy.co.id/

2025年には兼松がAEIへ出資することが予定されており、インドネシアにおけるGX事業の拡大が期待されています。

この新しいプロジェクトは、インドネシアでの持続可能なエネルギーの未来を築くための重要なステップと言えるでしょう。


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