現代の恐怖を可視化するアートイベント
2023年の新たな展覧会として、大丸東京で「現代モノノケ展」が初めて開催されます。本展のテーマは、私たちの日常に潜む恐怖や不安を「モノノケ」として表現することです。アーティストの大垣ガク氏が手がけるこのシリーズは、社会のリアルなホラーを可視化した作品群を中心に構成されています。
展示内容
会場には、新作を含む10点の版画が展示され、販売も行われます。大垣氏の独特な視点から描かれたこれらのモノノケは、例えば「ルッキルズ魔」と呼ばれる作品では、美に取り憑かれた存在が描かれています。このモノノケは、過剰な自己演出や外見至上主義を象徴し、視線を求めるうちに何かを失ってしまった空虚な心を象徴しています。価格は33,000円(税込)となります。
また、「炎戦邪」という作品は、戦争や暴力が生む恐怖を表現しており、炎と共に人々の心を焼き尽くす姿が描かれ、こちらも同じく33,000円(税込)です。そして、「分断鬼」という作品は、社会の分断や対話の喪失をテーマにしており、66,000円(税込)で販売されます。このモノノケは、かつて一つであった存在が、価値観の断絶により二つに裂かれ、互いに罵り合う姿を描いています。
限定グッズ販売
本展では、作品だけでなく、多彩なグッズも取り扱っています。多くのファンに支持されている「チャーミー」のチャームや、特別な東京限定色のもの、さらには「炎戦邪」のデザインTシャツ、ダイカットステッカー、さらにはキラキラステッカーなど、約80種類に及ぶホラーグッズが販売されます。価格は500円から7,700円(税込)までバリエーション豊かです。
ASITANOHORROR®の活動
本イベントは、ホラーデザイン結社「ASITANOHORROR®」が企画・プロデュースを手がけています。この団体は、ホラーを新しいポップカルチャーとして発信することを目指し、ビジュアルアート、空間演出、グッズデザインなど幅広い分野での活動を行っています。
大垣ガクのプロフィール
大垣ガク氏は、現代モノノケの作家でありクリエイティブディレクターとして知られています。彼の作品は、現代社会に潜む恐怖や違和感を独自の視点から描き、新たなホラー表現の探求に挑んでいます。彼は、クリエイティブスタジオ「アシタノシカク」の代表取締役でもあり、ホラーをテーマにした作品の制作に情熱を注いでいます。
終わりに
「現代モノノケ展」は、私たちが日常的に感じる恐怖をアートを通して考えさせてくれる貴重な機会です。東京に訪れた際には、ぜひ足を運んで、現代社会の抱える闇をモノノケたちから感じ取ってみてはいかがでしょうか。恐怖とともに、新しい視点を発見できることでしょう!