技術職員の未来探求
2025-03-23 02:41:25

岡山大学が技術職員に向けた研究会に参加し、未来を探求

岡山大学が技術職員に向けた研究会に参加し、未来を探求



2025年2月27日、岡山大学の総合技術部は香川大学幸町キャンパスで開かれた「第8回大学技術職員組織研究会 in 高松会議」に参加しました。この会議は、大学における技術職員の組織の在り方について考察し、将来的な構築に向けた意見交換の場として設立されたものです。

技術職員が集った意義深い場



本会議には、岡山大学総合技術部の田村義彦部長をはじめ、関連する技術職員が参加しました。午前中には総会が開催され、技術職員コンソーシアム(TAMARIBA)との合同イベントについての紹介が行われました。続いて行われたシンポジウムでは、東京科学大学の江端新吾教授から「研究基盤と技術組織改革」というテーマで講演が行われ、技術者として直面する様々な課題についての意見が交わされました。

シンポジウム第二部では、各大学の事例紹介を通じ、実際の技術継承や予算獲得の取り組みについて熱心なディスカッションが行われました。岡山大学から参加した山下技術専門職員は、自身の専門である情報技術の観点から最新技術の把握に関する事例を共有し、経済的な支援を得るための戦略についても述べました。このような学びの機会が、参加者に新たな視点を提供したことが伺えます。

進化を続ける技術職員たち



会議の翌日、岡山大学の技術職員は香川大学の各キャンパスでの施設見学や意見交換を行いました。林町キャンパスでは、機器分析室やものづくり工房の見学が行われ、その中で電子顕微鏡や分析装置の管理や運営方法について学びました。また、BYOD(Bring Your Own Device)に関しても情報基盤の整備やセキュリティ教育が議論され、実務で役立つ知識を深めることができました。

今回の参加を通して、中川技術主任は「個人の視点を超え、組織としての視点を持って業務に向き合うことの重要性を再認識した」とコメントしました。香川大学との交流が、岡山大学の技術職員たちにとって、専門性を高める大きな刺激になったと感じています。

さらなる挑戦と前進



総合技術本部の佐藤法仁副理事は、技術職員同士の有意義な交流に感謝し、将来的な技術職員のキャリア形成を支える重要性を語りました。また、今後も地域の中核としての役割を果たしながら、技術職員の高度化を目指してさまざまな取り組みを進めていく意向を示しました。

岡山大学の技術職員が地域に貢献し、特色ある研究大学として成長するための努力は続きます。今後の活動にも大いに期待がかかります。


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