パルラインの受賞
2025-09-24 10:36:24

障害者雇用に向けた積極的な取組みを評価するパルラインの受賞

パルラインの障害者雇用優良事業所等表彰受賞について



ここ最近、障害者雇用に取り組む企業の評価が高まっています。今回、パルシステムグループの物流子会社である株式会社パルラインがその代表的な例として、障害者雇用優良事業所等表彰で栄誉を受けました。この受賞は、相模青果センター(神奈川県愛甲郡)が行った素晴らしい取り組みと、そこで活躍する職員の努力が評価されたものです。

表彰の背景



gねえが受賞した「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長努力賞」は、障害を持つ方々が安心して長く働ける環境を整えるために、積極的に障害者を雇用した事業所や、模範的に勤続する障害者に贈られるものです。相模青果センターでは、法定雇用率は2.5%ですが、実際の雇用率は驚きの10.56%。現在、センターで働く13人の中で8人が10年以上勤続しているという実績があります。

支援体制の充実



パルラインでは、障害者雇用を進めるために、企業在籍型ジョブコーチが2人配置され、定期的な面談を通じて日常業務の内容や就労環境のフォローが行われています。入社前には支援機関と協力し、本人の要望をしっかりと聞き取り、適性を見極めて担当業務に配置するという、非常に丁寧なプロセスを経ています。また、勤怠表や体調管理チェックシートの運用によって、社員同士のコミュニケーションも深められています。

優秀勤労障害者の活躍



また、表彰された職員の一人、大橋有稀(おおはしありき)さんは、根菜の袋詰め作業を担当しています。大橋さんは自動小分け機の周辺作業を行っており、機器の操作やエラー処理などの難しい業務にも挑戦しています。勤務態度も素晴らしく、自己管理によって遅刻や欠勤はほぼゼロ。周囲のスタッフへのサポートにも力を入れ、職場の雰囲気を良くするために尽力しています。

受賞の喜び



受賞について大橋さんは、まず両親への感謝の気持ちが湧いてきたと話しています。普段から支えてくれる仲間たちへの感謝も忘れない彼の姿勢は、多くの人々に感動を与えました。森本センター長は、特別な対応はせず、誰もが仕事を続けられるよう日常の中でのサポートを大切にしているという抱負を語っていました。

環境づくりへの取り組み



また、パルラインでは2021年度から、職場適応援助者であるジョブコーチの配置を進め、現在では18人のジョブコーチが在籍し、支援を行っています。社内資格「ジョブサポーター」を取得した社員も180人以上にのぼり、障害者が安心して働くことができる環境の整備に努めています。

社会的包摂への貢献



パルラインでは、障害者だけでなく、長期無業の就労困難者や生活困窮者など、様々な背景を持つ人々の雇用機会を創出し、全社員が相互に理解し合える職場作りを進めています。社会的包摂就労支援を通じて、支え合う社会を実現していくことを目指しています。

パルシステムグループが掲げる「誰もが活躍できる職場づくり」は、今後も多様な人々が集い、共生する社会の実現へ向けて進んでいくことでしょう。


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