岡山大学を訪れた津島小学校の児童たちが学んだ地域の歴史と文化

岡山市立津島小学校の生徒が岡山大学を訪問

2025年11月20日、岡山市北区にある岡山市立津島小学校の3年生約60人が、学区探検の一環として岡山大学津島キャンパスを訪れました。この取り組みは、子どもたちに地域の歴史や文化を深く理解してもらうための貴重な機会となりました。

歴史的建物の見学

児童たちは、かつて旧陸軍第十七師団の司令部として使用されていた歴史的価値の高い旧事務局庁舎を見学。この建物は、地域の歴史を物語る重要な文化財として知られています。児童たちは、那須保友学長や大学職員から建物の歴史やその役割について説明を受け、初めて聞く話に目を輝かせていました。

特に、那須学長がその場に飛び入り参加し、生徒たちに直接話しかけたことは、子どもたちにとって大変貴重な経験でした。学長は子どもたちの興味を引くように、旧事務局庁舎の歴史的背景や岡山大学の役割についてわかりやすく説明しました。

地域とのつながりを深める機会

このような学びの場を通じて、児童たちが地域の歴史や文化に対する理解を深めることができました。学長の説明を聞きながら、児童たちは質問を投げかけ、活発に意見交換をする姿も見受けられました。こうした活動は、地域への愛着を育む重要な要素です。

サプライズプレゼント

さらに、那須学長は児童たちにサプライズプレゼントとして「ガクチョウネクタイ」というメッセージカードを配布しました。このプレゼントは、学ぶ楽しさや大学との関わりをさらに感じてもらうためのもの。児童たちはこの特別なプレゼントにとても喜び、大盛り上がりでした。

今後の期待

岡山大学は、地域の中核を成す特色ある研究大学として、さまざまな取り組みを行っています。今回のような地域交流を通じて、岡山大学が地域社会とどのように結びついているのか、再認識する機会となりました。今後もさらに、地域と共に歩み成長していく岡山大学の活動に期待が寄せられています。

児童たちが見学した旧事務局庁舎。歴史の重みを感じさせる荘厳な建物が、子どもたちの目にどのように映ったのか、興味が尽きません。地域の教育機関として、岡山大学が引き続き地域活性化に貢献していけることを願っています。今後の成果に注目が集まることでしょう。