心を打つドラマ音楽
2025-11-26 13:39:24

黒猫白猫音楽が手がけた「HEART ATTACK」がアジアテレビ賞にノミネート!

黒猫白猫音楽が手がけた「HEART ATTACK」がアジアテレビ賞にノミネート!



株式会社Black Cat White Cat Musicが劇伴を担当したドラマ「HEART ATTACK」が、11月28日と29日にインドネシア・ジャカルタで開催される「30th Asian Television Awards」のBest Drama Series部門にノミネートされたことが発表されました。この作品は、主演に寛一郎さんと三浦透子さんを迎え、3月にフジテレビが運営する動画・電子書籍配信サービスFODで全話公開されました。

音楽制作のこだわり



「HEART ATTACK」の劇伴制作において、Black Cat White Cat Musicが特に重視したのは、音楽が単なる背景ではなく、登場人物や物語の世界観を音でも表現するという点です。作品のテーマの一つには、超能力を持つ「ヴァリアント」と、それを制圧しようとするVCMという機関との対立が描かれています。このため、各キャラクターごとに音楽の性格をしっかりと設計しました。

例えば、VCMのような支配的な立場の機関にはインダストリアルで無機質なサウンドが使われ、一方で、隔離された環境にいるヴァリアントには、オーガニックで人間味のある音を取り入れることで、彼らの内面や感情の揺れを表現しています。この音楽のコントラストが、登場人物の立場や物語世界をより鮮明にする要素となっています。

音楽と視覚表現の融合



さらに、音楽は視覚的要素とも強く結びついています。スラム街で生活するヴァリアントのシーンでは、缶を叩く即興的な音が使われ、独特の世界観を音で再現しています。加えて、制作された20~30曲のテーマを物語の進行に合わせてリアレンジしたり、キャラクターの成長や心理的変化を反映させる音楽設計にも挑戦されました。

このように、音楽と物語が調和し、視覚と聴覚が一体となった体験が提供されています。このプロセスに関し、Black Cat White Cat MusicのCOO・エリック・ライフさんは、「『Heart Attack』では、視覚と音楽が一体となり、登場人物や物語世界を感じられるように制作しました。本作品の音楽は、視聴者の体験を豊かにする重要な役割を果たしていると考えています」と語っています。

さらなる受賞歴



また、この作品は9月に台湾の台北で行われた「ContentAsia Awards 2025」において、最優秀ドラマシリーズ部門で銀賞を受賞しています。アジアで制作された作品が、国際的な舞台で評価されることは、制作チームの努力と情熱の賜物です。

Black Cat White Cat Musicについて



Black Cat White Cat Musicは2018年に創立され、東京、ロサンゼルス、タリンを拠点に活動している映像音楽の制作エージェンシーです。日本と海外の広範なネットワークを生かし、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。

このような独自のアプローチと国際的な視野を持つ音楽制作が、今後も多くの作品に新たな価値を提供していくことでしょう。制作に関心を持たれる方は、ぜひ彼らの公式サイトやSNSもチェックしてみてください。音楽の新たな可能性に触れる素晴らしい機会が待っています!

公式HP

Black Cat White Cat Music


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: HEART ATTACK Black Cat White Cat Music アジアテレビ賞

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。