Raine、新作EP『Backseat』リリース
ロサンゼルス出身のシンガーソングライターRaineが、彼女自身にとって非常にパーソナルな作品となる新作EP『Backseat』を本日、Eryngii Recordsからリリースしました。彼女の音楽は、静かな繊細さと力強い感情の解放が共存する不思議な魅力を持っています。このEPは、内省的かつ映画的な要素を取り入れた、まるで心の旅をしているような感覚を与えてくれる作品です。
EPの概要
新作EP『Backseat』は、すでに先行シングルとしてリリースされた「Ghost」や「Backseat」を受けて、失うことや愛、記憶の断片が交差する物語を描いています。Raineは、これらの楽曲を通じて、自分自身との真摯な対話を映し出しています。その中心曲である「Used To」では、静かに訪れるカタルシスが感じられ、作品全体のテーマを体現しています。
制作背景
『Backseat』の収録にあたり、RaineはロサンゼルスのスタジオやニューヨークのHit Factoryでレコーディングを行いました。ミニマルなパートとダイナミックなバンドサウンドが絶妙なバランスで組み合わさり、彼女の過去の心の葛藤を音に凝縮したかのようです。エンジニアにはKenta Yonesakaを迎え、プロデューサーにはOmeed AlmassiとClyde Crooksが名を連ねています。また、演奏にはMei SemonesやKobi Abcede、Kai Onoなどが参加し、音楽の奥深さを一層引き立てています。
トラックリスト
『Backseat』には、以下のトラックが収められています:
1. Ghost
2. Airplane
3. Used To
4. Default
5. Backseat
Raineは、デビューEP『Incognito』でその才能を広く知らしめ、多くの人気プレイリストに選出されました。これまでにも「P.C.H.」や「Petrichor」などが高いストリーミング数を記録し、国内外のメディアで取り上げられ続けています。彼女の独自な音楽スタイルと日記のような歌詞が評価され、次世代のオルタナティブ・ポップアーティストとしての期待が高まっています。
MV情報
最新のミュージックビデオ「Airplane」は11月19日に公開予定です。先行シングル「Ghost」のMVの世界観をさらに深める内容となっていますので、こちらも要チェックです。
Raineのプロフィール
Raineはロサンゼルス、サンフェルナンド・バレー出身のシンガーソングライターで、オルタナティブやR&Bの要素を独自に融合させた音楽スタイルが特徴です。彼女のデビューEP『Incognito』は瞬く間に話題となり、Spotifyの人気プレイリストにも選ばれました。音楽的なルーツと親密なリリックを掛け合わせた作品として評価される中で、静かな内省と感情の爆発、その間にある揺らぎをリアルに描いています。今回の新作EPも、そんな彼女の心の旅を感じさせる貴重な一枚となることでしょう。