馬にまつわる歴史展
2025-12-15 12:55:24

2026年の午年に馬をテーマにした展示会が国立公文書館で開催!

2026年の干支「午」を祝う特別展示会



2026年は、午年。馬が干支として登場するこのタイミングを受けて、独立行政法人国立公文書館では特別展示会「馬とまつりごと―神事と武芸からみる馬の日本史―」が開催されます。本展は、令和8年の1月17日から2月21日までの期間にわたり、馬という存在が日本の歴史にどのように寄り添ってきたのかを多角的に紹介します。

馬と日本の出会い



馬は紀元前に日本列島に存在していなかった生き物ですが、4世紀末から5世紀初頭にかけて大陸から伝来しました。それ以来、合戦の場での活躍から文化や美術に描かれ、日本の歴史と深く結びついています。展覧会では、馬が日本に初めて伝わった記録や、その重要性について知ることができる貴重な資料が展示されます。

馬と神々の関わり



日本書紀をはじめとする歴史書の古い記述の中には、神々と馬の関わりが多数存在します。展示では、古き日本において、願い事を神に届けるための道具として奉納された馬の存在に焦点を当てています。また、馬が神事の中でどのように扱われてきたかを明らかにし、人々の信仰とのつながりを探ります。

朝廷における馬の役割



朝廷では、政治や行事の中で馬が不可欠な存在でした。年中行事や祭祀との関連から、馬の調達制度やその重要性がどのように形成されたのかについても紹介されます。興味深いのは、祭事と政(まつりごと)の関係です。馬なしでは成り立たない行事も多く、どのように行われたかに迫ります。

武士と馬の関係



鎌倉幕府以降、武士は武芸のひとつである国を守るために馬を使用しました。武士にとって、馬は戦うための単なる道具ではなく、彼らの誇りや身分を示す重要な存在でした。本展では、武士と馬の関係を示す資料や装具が数多く展示され、彼らがどのように馬を活用していたかを探ることができます。

展示会の関連イベント



特別展示会の期間中には、さらに深く展示内容を理解できる展示解説会も行われます。展示に関心がある方々にとって、貴重な機会となるでしょう。解説会は1月24日と2月10日に、大変好評をいただいているこのイベントは事前申し込みが必要です。

展示会の詳細


  • - タイトル: 馬とまつりごと―神事と武芸からみる馬の日本史―
  • - 開催期間: 令和8年1月17日(土)〜2月21日(土)
  • - 場所: 国立公文書館東京本館1階展示ホール
  • - 時間: 午前9時15分〜午後5時00分(休館日あり)
  • - 入場料: 無料(事前申込制)
  • - アクセス: 東京メトロ東西線竹橋駅下車1b出口から徒歩5分

国立公文書館のウェブサイトでは、詳細な情報や申し込み方法が掲載されていますので、ぜひ訪れてみてください。馬が持つ歴史と文化に触れる貴重な体験をお見逃しなく!


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