幸福を形にする展覧会「ふれあうやきもの」開催のお知らせ

展覧会「ふれあうやきもの」のご紹介

東京都渋谷公園通りギャラリーでは、2026年の2月14日から5月10日までの間、展覧会「ふれあうやきもの」を開催します。この展覧会では、国内の4つの福祉施設に携わる7名の作家による多彩な陶芸作品が展示されます。「粘土とふれあう」「人とふれあう」という2つの視点で、彼らの作品を通じてアートが生み出す暖かな交わりを感じることができるでしょう。

1. 心に描くイメージをかたちにした陶芸作品

個性豊かな作品が集まり、展示される62点の中には、陶芸作品57点と絵画5点があります。作家それぞれが持つ独自のスタイルが反映された作品には、花瓶や壺といった機能的な器から、神様や動物の形をしたユニークなアート作品、さらにはオブジェのような造形作品まで、さまざまな種類の陶芸が勢揃いしています。これらは全て、訪れる人々の心に印象を残すことでしょう。

2. 限定公開される特別映像

さらに、展示会会期中には、出展作家や彼らを支える方々へのインタビュー、作品の制作過程を撮影した特別な映像が限定公開されます。この映像には、作品制作に込められた意図や、やきものがもたらす人間関係の深まりを描いた内容が盛り込まれており、来場者はより深くアートの世界に浸ることができます。この機会をお見逃しなく！

3. 創作現場を体験できる公開制作

また、交流スペースでは出展作家の植田佳奈による公開制作も行います。彼女は象嵌技法を駆使し、作品表面に多様な質感を再現する過程を目の前で見ることができます。公開制作以外にも、アーティスト・トークも実施され、出展作家や関係者と直接交流できる貴重な機会です。この他、触れることのできる作品も展示されており、来場者はアートを様々な形で体感することができるでしょう。