FRAGILEの新たなアート展「Generic - ジェネリック - 」
2025年9月27日から10月13日までの期間、表参道にある「LOVUS gallery」で、FRAGILEによるソロ展「Generic - ジェネリック - 」が開催されます。この展覧会は、株式会社バロックジャパンリミテッドが主催し、制作者FRAGILEが「こわれやすいいきもの」というテーマをもとに、独特の視点から新たな作品を展開します。
展覧会のテーマと内容
「Generic - ジェネリック - 」というタイトルには、私たちの生活が幾つもの量産品で満たされ、それにより人は似通ってしまうことへの問いかけが込められています。少しずつ生まれるズレや違いを大切にしながら、私たちの存在を見直す手助けをする展覧会です。
FRAGILEはこれまで、風船や陶、ガラスといった素材で「こわれやすいいきもの」を表現し続けてきましたが、今回の展示では「恐竜」「骨」「器」といった新しいテーマが加わります。これらは、恐れや不安を呼び起こす存在としての恐竜、種を超える形を持つ骨、日常的に成果と消費の循環を支える器という、さまざまな視点が交差する要素です。
FRAGILEの思い
FRAGILEは展覧会を通じて、「壊れることは終わりではなく、変化の始まり」であることを伝えたいと考えています。私たち一人ひとりがその「こわれやすい存在」であると同時に、壊れてしまったかのように見えるものから新しい価値を見出だし、その変化を楽しむ勇気を持つことが大切だとメッセージを発信します。
FRAGILEの経歴
FRAGILEは、2019年に多摩美術大学で統合デザイン学科を卒業後、多くの個展やグループ展に参加し、国内外で注目を浴びる新進気鋭のアーティストです。2021年からはINDEPENDENT TOKYOなどのアートフェアに出品し、2024年には池袋と銀座での個展を予定、さらなる活躍が期待されています。
展覧会の詳細情報
- - 会期: 2025年9月27日(土)から10月13日(月)
- - 場所: LOVUS gallery, 東急プラザ表参道原宿 B1F
- - 住所: 東京都渋谷区神宮前4-30-3
- - ウェブサイト: LOVUS gallery
LOVUS galleryは、コンテンポラリーアートの新潮流を発信する場所として、アートとコミュニティの場を融合させ、来る人々の心に残る体験を提供しています。今回のFRAGILEの展覧会も、その活動の一環としての重要なイベントとなるでしょう。ぜひ、アートの新しい視点を体験しに足を運んでみてください。