没後20年特別展：ロバート・ハインデルが描く美しいダンサーたち

ロバート・ハインデル展のご紹介

没後20年を迎えるロバート・ハインデルの特別展が、今回は広島と新潟の2つの会場で開催されます。彼はダンサーの美しさを描くことに情熱を注ぎ、その作品を通して、私たちに人間の美的な姿についての新たな視点を提供してきました。この展覧会では、彼が描いた約20点のダンス作品が展示され、その中に新作版画「レッドバー」、「インザウイング」、「ホワイトスカートⅥ」も含まれています。これらの作品は、ダンサーが繰り広げる息を呑むような動きや、練習に励む姿を捉えたものです。

展覧会の詳細

広島会場

- 会期：2025年7月22日（火）～8月4日（月）
- 時間：午前10時～午後7時30分（最終日は午後4時まで）
- 場所：そごう広島店本館8階・美術画廊
- 住所：〒730-8501広島市中区基町6-27
- 電話番号：082-512-7338（画廊直通）

新潟会場

- 会期：2025年7月23日（水）～28日（月）
- 時間：午前10時～午後7時（最終日は午後4時まで）
- 場所：新潟伊勢丹7階・イセタンアートギャラリー
- 住所：〒950-8589新潟市中央区八千代1-6-1
- 電話番号：025-242-1111（大代表）

ロバート・ハインデルについて

ロバート・ハインデルは1938年にアメリカで生まれ、2005年に68歳で逝去しました。彼は1968年にタイム誌の表紙を飾ったことをきっかけに、アメリカの広告や一流雑誌に作品を提供し、著名なアーティストとしての道を歩み始めました。その後、イラストレーターとして最高の栄誉であるハミルトン・キング賞を受賞し、ファイン・アーティストに転身。この転身が彼の運命を大きく変え、多くのバレエの公演リハーサルに参加し、彼の作品は世界中の名だたる舞台で発表されました。

ハインデルの作品は、ダンサーに対する深い尊敬と愛情を表しています。彼はダンサーの努力や情熱、そして美しさをキャンバスに描き、観る者に力強い感動を与えました。その作品が評価され、彼は現代のドガとも称されるようになりました。特に有名なコレクターには、故ダイアナ妃や著名な俳優、監督たちが名を連ねており、彼の作品は多くの人々に愛されています。

展覧会の意義と期待

この特別展は、ロバート・ハインデルの作品を通じて、ダンスの美しさとその背後にある努力を感じることができる貴重な機会です。ハインデルの作品を楽しむことで、私たちはただ見るだけではなく、感じる芸術の深さに触れることができるでしょう。ダンサーたちの身体と心、そして彼らが届けてくれる感動の瞬間をぜひ会場で堪能してください。この展覧会は、アートファンだけでなく、広く一般の方々にも楽しめる内容となっています。ぜひ、ロバート・ハインデルの偉大な世界に浸るひとときを体験しに来てください。