音楽界の未来を拓く
2025-08-05 13:51:47

CEIPAとTOYOTAの新プロジェクト始動!音楽の未来を切り拓くセミナー開催

CEIPA x TOYOTA GROUP “MUSIC WAY PROJECT”が始まる



音楽業界の発展を目指すCEIPA(カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会)とTOYOTA GROUPが共同で進める新プロジェクト、“MUSIC WAY PROJECT”がついに本格始動しました。2025年の国際音楽賞に向け、世界に向けた日本音楽の発信を図るこのプロジェクトでは、音楽業界の主要5団体が連携し、音楽界の未来を共に創り出すことを目指しています。具体的には、日本の音楽を国際的に広めることを目的に、若者たちが新たな道を切り開くためのセミナーが開催されました。

セミナーの背景と目的


この“MUSIC WAY PROJECT”は、2025年に開催されるMUSIC AWARDS JAPAN 2025の公式カクテルパーティーでキックオフされ、バークリー音楽大学との連携を発表。音楽のグローバル化と持続可能な成長を目指し、セミナーでは日本にいながらにして海外の音楽教育を受ける機会を提供します。特に韓国市場に焦点を当てた第一回目のセミナーは、受講者満員の盛況となりました。

セミナー内容


セミナーでは、取得された情報を元に音楽業界のグローバル化を進めるための戦略と、人材交流の実現を目指すメッセージが届けられました。音楽パートナーシップを担当する鬼頭武也氏が登壇し、“想いを届ける「ことば」”をテーマに小規模なトークセッションを実施。英語スキルや伝えたい内容を明確にすることの重要性が訴えられました。

データ分析と海外活動の指針


続いて、バークリー音楽大学の教育者であるアレクサンドル・ペリン氏が音楽業界におけるデータ分析の重要性について解説。ストリーミング時代において、楽曲の聴取データを分析することが、アーティストの市場戦略を形成する上で不可欠であることが確認されました。彼は、アーティストがどの国や都市で活動すべきか、そのために必要なデータを正確に把握し、効果的にターゲティングする方法を解説しました。

韓国音楽市場の攻略


セミナーの後半では、韓国市場をテーマにしたセッションが行われ、3人の専門家によるディスカッションが展開されました。HYPEER Inc.のCEO、ジェイデン・ソン氏は、K-POPの強力なファンダムを支えるロイヤルリスナーの重要性について説明し、マーケティング戦略を細分化することの有用性を語りました。また、クリエイティブプロダクション戦略を担当するSJ氏は、アーティストのブレイクを促進するための具体的なアプローチを提案しました。

最終的に、DMZ Peace Train Music FestivalのCecilia氏が韓国市場のライブシーンの実情を紹介し、具体的に日本アーティストが韓国でどのように活動できるかを説明しました。全体を通じて、マーケティング、プロデュース、ライブという異なる角度から韓国市場の理解を深め、参加者同士の交流が促進される場となりました。

次回のセミナーについて


日本音楽の海外進出を支援する“MUSIC WAY PROJECT”は、今後も定期的にセミナーを開催する予定です。次回は、2025年8月14日(木)に開催される2nd Edition(タイ編)です。引き続き、バークリー音楽大学の提供によるビデオ講義とともに、タイ市場に特化したエキスパートの登壇が予定されています。このプロジェクトが日本音楽の新たな交流と成長の舞台となることが期待されています。


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