雅楽と哲学を語る
2025-04-25 11:27:54

エミー賞作曲家・石田多朗が雅楽と哲学を語るYouTube講義シリーズ開始

エミー賞作曲家・石田多朗が語る雅楽の新たな魅力



エミー賞を受賞した作曲家・石田多朗が、YouTubeで雅楽の魅力を深く掘り下げる講義シリーズを開始しました。彼は、株式会社Drifterの代表でもあり、先日公開された講義『知識がなくてもすごくおもしろい雅楽の魅力』がわずか2ヶ月で再生回数12万を突破したことが話題となっています。この反響は、彼が雅楽というジャンルに対する新しい視点を提供している証とも言えるでしょう。

雅楽の魅力とは



石田は、世界的なヒットドラマ『SHOGUN 将軍』の音楽担当としても知られています。彼の音楽は、1300年以上続く雅楽の伝統的な作曲技法とクラシック音楽を融合させた独自のスタイルで評価されています。このようなアプローチは、彼が雅楽を単なる「伝統芸能」として捉えるのではなく、日本人の哲学や自然観を通じて再解釈することに重きを置いているからです。

石田自身も語るように、「雅楽の本質は伝統ではなく、哲学や自然観にある」と。AIやSNSによって人間中心の視点が強まっている現代において、彼は「自然との距離感」や「いつか滅びる」という感覚が生活を楽にする手助けになると考えています。

新たな試みとしてのYouTube講義



この講義シリーズでは、雅楽を中心に音楽と哲学についての考えを分かりやすく伝えることを目的としています。毎週金曜日に更新される「雅楽と哲学のラジオ」では、石田が自らの言葉と音楽を通じて、広い音楽の世界を視聴者に伝えています。「音楽の世界は今、狭くなっていると感じています。だからこそもっと広い音楽の範囲を示したい」と彼は述べています。

今後の展望



株式会社Drifterでは、雅楽を中心に据えた多様な発信を今後も続ける予定です。講義に加えて新しい作品や空間演出など様々な形で、雅楽の魅力を伝え続ける意欲を示しています。このような活動は、雅楽を新たな視点から鑑賞する機会を視聴者に提供してくれることでしょう。

講義シリーズ情報


  • - チャンネル名: 石田多朗「石田多朗の『ラ』 雅楽と哲学のラジオ」
  • - 更新日: 毎週金曜日
  • - URL: リンクはこちら
  • - 石田多朗のYouTubeチャンネル: こちらから

石田多朗の活動は、雅楽の価値を再認識させ、現代における音楽の役割について考えさせる貴重な機会です。視聴者は音楽を通して、新しい視点を得ることができることでしょう。


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