煩悩とクリエイティビティの探求
文化とエンターテイメントを融合させた新たな試み、「煩悩とクリエイティビティ」が、龍谷大学校友会の主催で行われます。このプロジェクトは、普段はネガティブに捉えられがちな“煩悩”を前向きに理解し、それを創造的な価値に変換することを目指しています。
イベントの目的
「煩悩」という言葉は、多くの場合、否定的な意味合いで使われることがあります。しかし、このプロジェクトでは、煩悩を人間が抱える悩みや欲望としてだけではなく、自分自身や社会において新しい価値を見出す手段として捉えます。人間の内面的な動きを理解することで、自らの生活を豊かにする方法を模索することが目的です。
トークイベントの詳細
2025年12月13日(土曜日)に開催されるトークイベントでは、俳優であり国際短編映画祭の代表を務める
別所哲也氏が特別ゲストとして登壇します。彼は多方面で活躍しており、特に「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」の主宰として知られています。別所氏の多彩な経験と知見を基に、文化とエンターテイメント、さらには仏教との関係性を探ります。
トークイベントの日時は、午後4時から5時30分までとなり、参加は無料です。場所は龍谷大学深草キャンパスの慧光館101教室です。特にこのイベントでは、文化や心の深層について幅広く語られることが期待されています。
体験型イベント「まみれる煩悩」に参加しよう
さらに同日、18時から19時までの間に、体験型イベント「まみれる煩悩」も開催されます。このプログラムでは、参加者自身が煩悩を体験し、実際に何かを感じることができる内容となっています。参加費は、学生が1,000円、一般が2,000円(軽食とドリンクが含まれます)です。このイベントは同じく龍谷大学の聞思館2階のレストランで行われます。
登壇者について
1990年に日米合作映画『クライシス2050』でハリウッドデビューを果たし、その後も映画や舞台など多岐にわたる領域で活動してきました。内閣府「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」にも選出され、その影響力は計り知れません。多様なメディアを通じて“煩悩”との向き合い方を探っていく彼の考えは、特に興味を引きます。
1979年生まれで、仏教学を専門にしています。自死・自殺に関する相談センターの理事としての活動も行っており、深い洞察と経験に基づいたトークが期待されます。趣味の一つは、愛犬と一緒に過ごすことで、心の豊かさに関する彼の視点が意義深いものになるでしょう。
参加申し込みと詳細
本イベントに参加したい方は、以下の公式サイトからお申込みください。
詳細とお申込みはこちら
このイベントを通じて、自身の煩悩を理解し、それをポジティブな力に変えるきっかけとしたい方にとって、貴重な体験となることでしょう。心を開いて、ぜひご参加ください。