エコファクトリーの無動力雨水純水化システムが優秀賞を受賞
エコファクトリーがエコプロアワード優秀賞に輝く
株式会社エコファクトリーが自社の無動力雨水純水化システム「ecowin WATER」で、2025年12月12日に東京ビッグサイトで行われた「第8回エコプロアワード」で優秀賞を受賞しました。この受賞は、環境に対する大きな貢献と持続可能な技術の普及が高く評価された結果です。
ecowin WATERとは？
「ecowin WATER」は、降った雨水を無動力で純水化するシステムで、災害時や日常生活において、生活用水や飲料水として活用が可能です。このシステムは電力を使用せずに水を浄化するため、CO₂排出を抑えることができます。さらに、エコファクトリーのシステムは多用途にわたって使用でき、洗車や太陽光パネルの清掃などにも活用されています。
受賞式の様子と評価
表彰式は、農林水産省や経済産業省など、多くの関係省庁の後援のもと、関係者が多数参加しました。受賞者プレゼンテーションでは、「ecowin WATER」が防災や環境教育における貢献が高く評価され、会場の注目を集めました。
審査委員は「ecowin WATER」の独自構造や無動力での自立稼働能力、防災インフラとしての重要性を指摘し、特に地域の中小規模ダムとして機能する可能性や、教育・啓発活動への寄与も評価しました。
今後の展望
本アワード受賞を受けて、エコファクトリーは今後の技術開発を進め、特に自治体や企業への導入を積極的に促進していく方針です。また、国際展開にも力を入れ、バングラデシュなどの国際水資源プロジェクトとも連携を強化していく予定です。
村上会長のコメント
エコファクトリーの代表取締役会長、村上尊宣氏は受賞に際し、「この受賞は、非常時だけでなく平時においても環境負荷を減らす『ecowin WATER』の多面的な価値が評価されたことを意味します。今後は、すべての人が環境に優しく、安全な水を手に入れられる社会を目指します」と述べています。
会社情報
株式会社エコファクトリーは、熊本県熊本市に本社を置き、省エネに特化した製品やシステムの開発・販売を行っています。濁水処理や環境教育への寄与を進めながら、今後もサステナブルなビジネスモデルの推進に注力していきます。
さらに詳しい情報は、こちらを参照してください。
トピックス（その他）
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。