大和証券グループが新たな人事システムを導入
大和証券グループが人事業務の改革を進める中、株式会社WHI Holdingsと手を組み、統合人事システム「COMPANY」を導入しました。この取り組みは、約14,000名の従業員の人材活用を最大化することを目指しています。運用は2025年9月1日から開始される予定です。
「COMPANY」導入の背景
大和証券グループは、その新中期経営計画「Passion for the Best 2026」において、従業員のエンゲージメント向上を掲げています。人材採用や育成を強化し、公正な評価・処遇体系を整えることで、従業員一人ひとりの力を最大限引き出すことが狙いです。そこでまず必要なのは、人事部門の機能を「管理」から「戦略」に進化させることです。
そのためには、勤怠管理や給与計算などの業務を効率化し、データを活用したキャリア開発を推進することが不可欠です。「COMPANY」は、このニーズに応えるため、数多くの標準機能を備えています。
人事情報の見える化
「COMPANY」の導入によって、全ての人事情報が一元管理できるようになります。これにより、従業員の勤怠状況や評価、異動、申請などの情報を迅速に把握できます。例えば、ダッシュボードを利用することで超過勤務やテレワークの状況、年休取得日数などを簡単に確認でき、マネージャーは部下の状況を見極めやすくなります。
ペーパーレスと自動化による効率化
従業員にとって手間のかかる年末調整や証明書発行がペーパーレス化され、自動処理が可能になることで迅速かつ正確に手続きが行えます。「COMPANY」の申請ナビゲーション機能を使えば、負担やミスを減少させることが可能です。また、申請内容が人事マスタに自動で連携されるため、業務の効率化とデータの正確性が確保されます。
直感的な操作性
「COMPANY」は直感的な画面設計が特徴であり、誰でも簡単に利用できるのが大きな魅力です。これにより、休職者やグループ外の出向者も社外から必要な手続きを行えるようになり、働き方の多様化にも対応しています。
戦略的人材活用の加速
集約された人材データは、タレントマネジメントに役立つ基盤を提供します。これにより、キャリア開発や最適配置を支えるためのデータ管理が高度化し、人事戦略の実行を加速します。これらの改革は、企業の中長期的な価値向上に寄与することを目指しています。
大和証券グループのコメント
大和証券グループは、「COMPANY」の導入を通じて人事業務の変革を推進しており、多様な施策で人事部門の役割を「管理」から「戦略」へと進化させていく意向を示しています。従業員が本業に集中でき、自身の成長やキャリア形成を積極的に進められる環境作りを目指しています。
今後の展望
WHI Holdingsは、今後も「COMPANY」を通じて働く全ての人が真価を発揮できる社会の実現に努めていくと述べています。このプロジェクトは、大和証券グループにおける人事業務のデジタル変革を加速させることでしょう。
日本IBMとの協業
WHI Holdingsは日本IBMと協力し、人事DXを推進する協業体制を構築しています。労働環境や働き方が多様化する中、企業の人事制度見直しが求められており、WHIと日本IBMの連携によって持続可能な人事制度の実現を促進していきます。