日立がLF Energyに参加しエネルギー業界の変革を推進
株式会社日立製作所(以下、日立)は、The Linux Foundation傘下のオープン技術開発団体、LF Energyにゼネラルメンバーとして加入しました。この団体は、電力やエネルギーのデジタルトランスフォーメーション(DX)を目指しており、日立はその活動に力を注ぎます。
日立は、電力・エネルギー業界における豊富なドメイン知識を持つ日立エナジーや、AIに関する専門知識を有するGlobalLogicと連携し、これまで培ったOSS(オープンソースソフトウェア)のセキュリティ技術やAIの適用に関するノウハウを、LF Energyと共有します。これによって、広域な電力やエネルギーの需給バランスの課題解決に向けた送配電の相互運用性の向上や、AIによる設備や送電網の故障予測など、DXに貢献していくことを目指しています。
この活動の一環として、2025年9月にドイツのアーヘンで開催される「LF Energy Summit Europe 2025」にて、日立エナジーとGlobalLogicが基調講演を行う予定です。また、日立のOSPO(オープンソースプログラムオフィス)の責任者も登壇し、最新の取り組みを紹介します。
LF Energy Summit Europe 2025の詳細
- - 開催日:2025年9月10日(水)~11日(木)(現地時間)
- - 場所:ドイツ・アーヘン(現地参加のみ)
- - イベント詳細:イベント詳細(英語)
日立の講演内容
基調講演:Embedding Open Source in Utility Innovation
登壇者:\- Jonny Eriksson
\- Renan Giovanini
セッション:Designing an Agentic AI-Ready Secure Authentication and Authorization Platform
登壇者:中村 雄一
LF Energyは、気候変動問題解決に向けた21世紀の行動計画を提供するためのイニシアチブとして、オープンフレームワークやリファレンスアーキテクチャを通じた支援エコシステムを構築しています。戦略メンバーにはAlliander、Google、Hydro-Quebec、Microsoft、RTE、Shellなどが名を連ね、60以上のゼネラルメンバーとアソシエイトメンバーが参加しています。
日立の今後の取り組み
日立は今後も、グリーンで安定したエネルギーの持続的供給の実現を追求し、AIと人間の協同によるDXを進めます。環境・幸福・経済成長が調和した「ハーモナイズドソサエティ」の実現に貢献するため、引き続き努力を重ねていく所存です。
参考リンク
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