東京都が発表した「東京暑さマップ」
近年、気候変動による影響で暑さが強まっており、熱中症のリスクも年々高くなっています。このため、東京都では「2050東京戦略」の一環として、熱中症対策を推進。具体的には、一般財団法人日本気象協会と連携し、身近な場所の暑さの危険度を把握できる「東京暑さマップ」を公開しました。このマップは、1kmメッシュ単位で暑さ指数を色分けして表示することで、利用者が直感的に理解できるよう工夫されています。
「東京暑さマップ」の特徴とは?
「東京暑さマップ」は、以下の3つのポイントで利用者に便利さを提供します。
1. 身近な場所の危険度を確認できる
自宅近くや学校、職場、お出かけの予定がある場所の熱中症リスクを、地図を通じてピンポイントでチェックできます。地図上で色別に危険度が示されているため、自分がいる場所の危険度を一目で把握できます。
2. 1時間ごとの暑さ指数が把握できる
このマップでは、今後48時間にわたって1時間ごとの暑さ指数が表示されます。これにより、熱中症リスクが高まる時間帯を事前に察知し、必要な持ち物を考えたり、行動を計画する際の参考にすることができます。
3. 日ごとの最高暑さ指数が1週間先まで分かる
マップは、7日先までその日の最も高い暑さ指数を表示します。この情報を利用することで、熱中症リスクが特に高い日を事前に把握することができ、予定の調整や対策の計画に役立てることができます。
マップの閲覧方法
「東京暑さマップ」は以下の専用サイトで確認できます。これを活用して、暑さが厳しい日々に備えましょう。
東京暑さマップはこちら
暑さ指数とは?
暑さ指数は、人体と外気の熱のやりとりに焦点を当てた指標で、気温、湿度、日射・輻射など周辺の熱環境の要素を考慮しています。これを基に、熱中症のリスクを評価していくことが重要です。
東京都の「東京暑さマップ」を利用して、身近な危険度を確認し、適切な対策を講じて、健康で安全な夏を過ごしましょう。在宅勤務の推進や外出時の工夫を通じて、皆さん自身の健康を守るために必要な情報を手に入れてください。