小林一毅の展覧会
2025-05-16 17:51:06

グラフィックデザイナー小林一毅とフジエテキスタイルの展覧会「Between black & white」

展覧会「Between black & white」



2025年6月7日から7月7日の間、東京・江東区に位置するgallery stoopでは、グラフィックデザイナー小林一毅とフジエテキスタイルの共同展「Between black & white」が開催されます。この展覧会では、小林氏の日常生活の中からインスパイアされた風景や瞬間を基にしたテキスタイルアートが展示されます。

小林一毅の独自の視点


小林一毅氏の作品は、子供との日常生活の中で見つけた曖昧で不確かな存在を描いています。例えば、コンクリート片を“石”として受け取った経験や、子供が描く自由な文字、刻々と変化する水面など、日常の小さな断片を観察し、記憶に留めて形にしています。これにより、普段意識しない生活の輪郭が浮き彫りにされます。「Between black & white」というタイトルは、彼が2019年から続けているテーマであり、黒と白のコントラストを用いた新たな作品群です。

テキスタイルアートと家具の絶妙なコラボ


展示作品は、平面作品22点と立体作品2点から構成され、フジエテキスタイルが制作したテキスタイルアートの新作になります。平面作品は綿麻の基布に箔プリントで表現されたデザインが特徴であり、立体作品「ふう」は生地の収縮によって独自の造形が生まれる技法を用いています。特に、黒と白のみを使った作品は、小林氏の独特な世界観が引き立ち、洗練された印象を与えます。

また、展覧会場では小林氏のテキスタイルアート作品が額装されて展示され、フランス、イタリア、オランダから集められたヴィンテージ家具と共にスタイリングされています。空間のスタイリングには、インテリアスタイリストの竹内優介氏が手掛け、特別なインテリアシーンを体験できる場を提供します。

注目のインスタレーション


本展では平面・立体のテキスタイル作品に加え、布を用いたインスタレーションも展開され、アートと家具、布が融合した新たな体験を楽しむことができます。特に、展覧会のメインビジュアルには、小林氏のテキスタイルへの独自のアプローチが反映されており、手作業による制作過程で生まれる偶然の美しさが感じられます。

作品紹介と販売情報


展覧会初日からは、平面作品や立体作品が先行展示され、オンラインでの販売も行われます。作品のサイズや価格は以下の通りです。
  • - 平面作品
- サイズ:445×27×610mm
- 価格:¥68,000 (税別)

  • - 立体作品「ふう」(シルバー色)
- サイズ:440×90×730mm
- 価格:¥300,000 (税別)
- エディション:ブラック・シルバー各色15点(エディションナンバー入り)

この展覧会は、アートと家具の新しい可能性を探求する場であり、小林氏とフジエテキスタイルの創造的なコラボレーションを通じて、訪れる人々に温かみや柔らかさを提供します。

開催概要


  • - 会期: 2025年6月7日(土) ~ 2025年7月7日(月)(月曜定休、最終日7/7は開催)
  • - 時間: 11:00—19:00
  • - 会場: gallery stoop 東京都江東区白河2-5-10
  • - デザイナー: 小林一毅
  • - スタイリスト: 竹内優介
  • - 主催: gallery stoop、株式会社フジエテキスタイル

この貴重な機会に、ぜひ足を運び、新たなアート体験を得てみてはいかがでしょうか。


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