博報堂とアイリッジが設立した新会社HAKUHODO BRIDGE
2025年4月7日、株式会社博報堂と株式会社アイリッジが共同で設立した「株式会社HAKUHODO BRIDGE」が本格的に営業を開始しました。この新会社は、デジタル技術を駆使して、企業と生活者の関係をより深化させるためのサービス開発に取り組みます。新たなデジタル体験を提供することで、生活者との接点を増やし、ビジネスの成長を支援することを目的としています。
新会社設立の背景
アプリ開発市場は今もなお成長を続けており、AIやIoT、フィンテックといった新しい技術の導入が進む中で、その拡大が期待されています。特に、アプリは生活者データの蓄積基地としての役割を果たしており、顧客管理(CRM)やデータ活用のための多様な市場へとつながる大きな可能性を秘めています。
博報堂は、従来から企業向けのアプリ開発において多くの成功事例を持ち、クライアントが持つ課題解決のためのサービスデザインやプロジェクト推進を行ってきました。そうした強みを持つ博報堂と、ソフトウェア開発に定評のあるアイリッジが手を組むことで、生活者のデジタル接点を革新する包括的なサービスの提供が可能になるのです。
HAKUHODO BRIDGEの事業概要
新会社HAKUHODO BRIDGEでは、次のような業務を展開します。
- - オウンドサービス開発: アプリ、ウェブ、ECサイト、ミニアプリなど、さまざまなサービスを一貫して開発し、顧客との接点を強化します。
- - ビジネスデザイン: クライアントの特定の課題を明確にし、それを基にしたビジネスデザインを行います。
- - プランニング&コンサルティング: デジタル接点を強化するための戦略策定から実行支援までを包括的に行います。
- - プロジェクトマネジメント: 大規模なプロジェクトを円滑に進行させるための管理業務を担当します。
- - エクスペリエンスクリエイティブ: 生活者中心の価値ある体験をデザインし、実現へと導く業務を遂行します。
- - マーケティング支援: オウンドサービスの成長を図るためのマーケティング施策、データ分析、CRM支援などを行います。
このような多岐にわたる事業を通じて、HAKUHODO BRIDGEは生活者と企業との新たな関係を創出し、デジタル化が進む社会においてその先駆けとなることを目指しています。
まとめ
HAKUHODO BRIDGEは、デジタルサービスの開発において新たな価値を提供するための意欲的な取り組みを進めています。生活者との接点がますます重要視される現代において、双方の経験とノウハウを活かし、革新的な体験を提供することで、より豊かで利便性の高い日常生活を実現していくことが期待されます。今後の進展に注目が集まる新会社の活動から目が離せません。