音楽配信売上が新たな高みへ!
2025年第2四半期(4月~6月)、音楽配信売上の数字が発表され、昨年同時期と比較して109%の332億7,800万円を記録しました。この結果によって、2025年上半期(1月~6月)では累計で650億1,400万円という新たな大台を突破しました。
この650億円超えは、半期単位での初めての成果として、多くの音楽ファンや業界関係者にとって注目のニュースとなっています。特に、ストリーミングの売上が堅調に推移しており、同四半期では309億8,100万円に達し、四半期ベースで初めて300億円を超えました。これだけではなく、上半期のストリーミング売上も603億7,100万円という過去最高の数字を記録しています。
売上内訳と成長の要因
2025年第2四半期における音楽配信売上の内訳を見てみると、ストリーミングサービスが全体の大部分を占めていることがわかります。詳細は以下の通りです。
- シングルトラック: 13億7,400万円(前年比97%)
- アルバム: 8億円(前年比90%)
- 音楽ビデオ: 1,300万円(前年比99%)
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合計: 21億8,800万円(前年比95%)
- サブスクリプション/音楽: 254億6,100万円(前年比112%)
- サブスクリプション/音楽ビデオ: 14億4,800万円(前年比109%)
- 広告収入/音楽: 21億8,100万円(前年比103%)
- 広告収入/音楽ビデオ: 18億9,100万円(前年比104%)
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合計: 309億8,100万円(前年比111%)
これらの数字からも明らかなように、サブスクリプションサービスと広告収入が大きく貢献しており、ユーザーが音楽を楽しむ方法が確実に変化していることが見て取れます。
これからの展望
このままの勢いで音楽配信市場が成長を続けるか注目が集まります。日本レコード協会のデータによれば、ストリーミングの普及により、今後も新しいアーティストやジャンルが登場し、音楽を楽しむ機会が増加することが予想されています。これに伴い、配信サービスの質や種類もこれからさらに多様化していくでしょう。
2025年も残すところわずかですが、今後の音楽配信市場の動向に目が離せません。私たちも音楽の楽しみ方を広げるため、新しいアーティストの発見やリリースに注目し、音楽を通じて感動を感じ続けたいと思います。