上野グループ、Workday Adaptive Planningを導入し投資判断の迅速化
上野グループホールディングス株式会社は、投資管理や経営計画の向上を目的として、ワークデイの管理会計プラットフォーム「Workday Adaptive Planning」を導入することを決定しました。この取り組みは、グループ全体の投資判断を迅速化し、さらに財務の強化を図ることを目指しています。
管理会計の課題
上野グループは、事業領域の拡大や多様な投資案件に直面する中、各案件の比較や将来の財務影響を的確に把握する必要が高まっていました。特に、中期経営計画、投資計画、資金計画といった情報を統合的に理解することが重要とされています。また、経営環境の変化に敏感に反応し、経営データを標準化することで、意思決定を支える基盤を整えることが大きな課題となっていました。
課題解決への方向性
今後のターゲットは、投資案件の情報を一元管理する環境の整備です。この環境では、将来の収益性や財務面への影響を視覚化し、より精度の高い意思決定を支えることを目指しています。また、各社の計画情報と経営指標を段階的に連携させ、将来的には事業計画や予実管理を高度化する予定です。
Workday Adaptive Planning採用の背景
昨年度の秋に本格的な導入検討が始まった背景には、新規分野への投資やM&A案件の増加があります。特に物価上昇が続く中、従来の運用では投資案件の件数と金額的管理が困難になっていたため、このツールの導入の必要性が急務となりました。Shearwater Japanおよびワークデイとの相談を通じて「実現したいこと」を具体化し、約3ヶ月の検討期間を経てWorkday Adaptive Planningの導入が決定されました。
管理会計DXツール選定の基準
導入ツールの選定にあたっては、価格だけでなく、自社の経営課題に対する実効性の重要性が重視されました。初期導入では投資管理と意思決定支援にフォーカスしつつも、将来的な展開についても柔軟性が求められました。特に、複数の投資案件を同一のフォーマットで比較し、B/Sやキャッシュフローへの影響を可視化する能力が決定的でした。ワークデイが提供するWorkday Adaptive Planningが選ばれたのは、これらの基準に見事に合致していたからです。
社内合意形成のプロセス
社内における合意形成では、Workday Adaptive Planningの導入を単なるシステム導入ではなく、持続的成長と財務健全性を両立させるための経営基盤構築と位置付けることで、大きな効果を発揮しました。具体的には、導入段階を明確に示すことで、財務部やDX推進部門など主要部門間での情報共有が円滑に進みました。
導入の段階的イメージ
- - Phase1: 投資案件の比較・優先順位付け
- - Phase2: 各社の中期経営計画のモデル化
- - Phase3: 連結視点への拡張と予実管理への展開
今後の展望
上野グループは、今後もWorkday Adaptive Planningを利用し、投資管理モデルを基盤にした中期経営計画や需要計画を構築することを目指します。最終的には、グループ各社における予実管理を円滑に進行させ、戦略立案から実行・検証までを一貫して管理できる体制を構築します。
Workday Adaptive Planningとは
Workday Adaptive Planningは、組織変更や帳票編集をプログラミング無しで実行でき、柔軟性を持って運用できるのが強みです。また、AIを活用した多彩な機能が実装され、予実差異の評価やデータ分析に役立っています。今後も、その活用を通じて、グループの持続的成長を支える基盤が整っていくことでしょう。
この取り組みは、上野グループホールディングスのさらなる成長を支える新たな一歩となります。これからの進展に注目していきたいと思います。