5月25日開幕「全仏オープンテニス」に挑む日本勢
2025年シーズンのグランドスラム第2戦「全仏オープンテニス」が、5月25日(日)から6月8日(日)まで開催されます。この大会は特に赤土のクレーコートで行われるため、その特有の戦い方が求められます。今年もWOWOWがお届けする生中継で、各選手の熱戦を連日楽しむことができます。特に注目すべきは、日本から出場する4名の選手、西岡良仁、大坂なおみ、内島萌夏、日比野菜緒です。彼らへのインタビューを通じて、今大会への意気込みや戦いの準備を紹介します。
西岡良仁選手の挑戦
西岡選手は、肩のケガからの復帰を果たし、全仏に間に合わせることができたことに安堵しています。昨年はクレーシーズンに数多く出場しましたが、思うような結果が出なかったため、今大会への意気込みは一層強いです。彼はオーストラリアのA.ポプリン選手との1回戦に臨むにあたり、ポプリン選手のサーブとフォアハンドの強さに気を付けつつ、自らのクレーでの調整に注力したいと語りました。西岡選手は「まずは肩の痛みが出なければ良い」と語り、それを乗り越えることで今後のシーズンの不安を払しょくできると期待しています。
大坂なおみ選手の意気込み
続いて、大坂選手は最近のサン・マロ大会での優勝を自信にしつつ、クレーでの試合経験を重ねることを重視しています。彼女は今回の全仏オープンに向けて「良い選手との対戦は楽しい」と語り、初対戦となるスペインのP.バドーサ選手に挑む姿勢を見せています。大坂選手は自分のプレースタイルを信じ、何としてもベストを尽くす意気込みを示しています。
内島萌夏選手の成長
内島選手は、昨年の全仏での思い出を胸に抱きながら、2度目の挑戦を迎えます。彼女は初めてのグランドスラム本戦進出を果たした場所での戦いに期待を寄せており、前回の全仏で得た自信が今大会でのパフォーマンスに生かされると感じています。「今年はさらに成長を感じている」と語る内島選手は、目標はセカンドウイークに残ることだとしつつも、まずは日比野選手との直接対決に集中しています。
日比野菜緒選手の意気込み
最後に日比野選手は、内島選手との1回戦が唯一入りたくなかった組み合わせだと明かしつつも、自身がこれまで積んできた経験を武器に挑む姿勢を持っています。彼女は特にクレーコートでの戦い方を学び、楽しんでプレーしていることが伺えます。日比野選手は「一つでも多く勝って、クレーでの自信をつけていきたい」と意気込んでいます。
放送・配信情報
この全仏オープンテニスはWOWOWで連日生中継が行われ、初日は5月25日の午後5:45から男女シングルスの1回戦が始まります。さらに、公式サイトやSNSで最新情報を追うことができるので、ぜひチェックしてください。
日本選手がこの大舞台でどのような戦いを繰り広げるのか、今後の展開に大いに期待が寄せられます。全ての選手の活躍に注目し、彼らの背中を応援しましょう!