日本赤十字社茨城県支部乳児院がWi-Fiで保育を進化
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が高まる中、茨城県に位置する日本赤十字社乳児院が次世代の保育環境を実現しました。この施設では、Wi-Fiの導入により、保育の質と業務の効率を大幅に向上させています。
DXを支えるWi-Fiの重要性
日本赤十字社茨城県支部乳児院は、0歳から3歳までの乳幼児を対象とした24時間365日体制の養育を行っています。近年では、保育士の業務効率を高めるためのデジタル化が求められていますが、Wi-Fiネットワークの整備がこのニーズに応える鍵となりました。
専用ネットワークの構築
1年前、同施設では便利で高速な通信環境を整えるため、専用のネットワークを敷設しました。施設全体で利用可能なWi-Fiの実現に向けて、電波調査を行い、最適な場所に株式会社バッファローのアクセスポイント「WAPM-AX4R」を設置しました。このシステムの導入により、スマートフォンやタブレットを活用した保育活動が行えるようになり、保育士の業務も一新されました。
導入されたネットワーク機器
WAPM-AX4R
この法人向けWi-Fi 6(11ax)対応アクセスポイントは、高速かつ信頼性の高い通信を提供します。最大1201+573Mbpsの速度で、充実した通信環境を実現し、業務への負荷を軽減しました。
WAPM-1266WDPR
こちらも法人向けのWi-Fi 5(11ac)対応モデルで、防塵・防水設計が施されています。866+400Mbpsの通信速度を備えており、過酷な環境でもしっかり機能します。
VR-U500X
もうひとつ、VPNルーターであるVR-U500Xは、10Gigaの有線ネットワークを実現。セキュリティを確保しながら、快適な通信環境を保つための大切な役割を担っています。
BS-GS2108P
加えて、法人向けのレイヤー2 Giga PoEスマートスイッチ「BS-GS2108P」が導入され、信頼性のある接続が維持されています。業務の効率化を支えるためのインフラとして、重要な存在です。
今後の期待
Wi-Fi環境が整ったことにより、日本赤十字社茨城県支部乳児院では、出退勤システムや電子カルテの導入も視野に入れています。これにより、デジタル化が進むことで、保育士の働きやすさや保育の質がさらに向上することが期待されます。
保育の現場におけるデジタル化は、子どもたちにとっても良い環境を提供することにつながります。日本赤十字社茨城県支部乳児院は、今後もこのような取り組みを進め、子どもたちの健やかな成長を支えるための環境を整えていくことでしょう。今後の取り組みにも注目が集まります。