日本女子大学生考案のメニューを試食できるチャンス！ライフで実施された特別企画

スーパーマーケット「ライフ」にて学生考案メニューの試食提供

2025年1月25日、スーパーマーケット「ライフセントラルスクエア押上駅前店」で、ミツカングループと日本女子大学が共に進める「にっぽん食プロジェクト」による特別な試食イベントが開催されました。この取り組みは、2024年度の活動の一環として、学生たちが考案したユニークなメニュー「白菜で作るジャパニーズロールキャベツ」を実際にお客様に楽しんでもらうためのものです。

当日は約200名のお客様が来店し、学生たちの思いが込められた料理を味わいました。試食後には感想を直接伺うことができ、参加者から「おいしかった！」や「ぜひ作ってみたい」といった声が寄せられるなど、温かやかな反応に溢れていました。また、このイベントでは「にっぽん食プロジェクト」の概要が紹介され、10品以上の新しいメニューが掲載された「にっぽん食レシピブック」も80冊以上お渡しされました。

この試食提供は、これまでの「にっぽん食プロジェクト」が生活者とのリアルな接点を持つ機会としては初めての試みであり、大きな意味を持つものでした。学生たちにとっても、自らが考案したメニューに対する反応を直接受け取る素晴らしい機会となりました。

学生たちの思い

参加した学生たちからは、緊張感と達成感が交錯する貴重な体験だったというコメントがありました。日本女子大学の食物学科4年生の西川さんは、「現場に立つことで、これまでの努力が実を結ぶ瞬間を感じることができました。多くの人から直接意見をいただけることが、このプロジェクトの次へのステップとなります」と興奮を交えて語ります。

同じく湯澤さんは、「初めて消費者の方に私たちのメニューを評価していただくことに大きな緊張がありましたが、実際に味見してくださった方々の反応から、私たちの努力が人々に届いていることを感じられて嬉しかったです」と振り返ります。特に、食材費の高騰に関する意見や、日常生活での苦労に共感を覚え、消費者目線を考慮する大切さを学べたとのこと。

「にっぽん食プロジェクト」とは？

「にっぽん食プロジェクト」は、女性大学生が古くからの日本の食文化を現代の視点で再考し、新たな価値を創造するための取り組みです。「にっぽん食」とは、伝統的な和食が食文化の多様化によって進化した新しい形を指します。プロジェクトでは、料理を通じたコミュニケーションの価値や、旬の食材を活用したメニュー作りが重視されており、食の未来に向けた多角的なアプローチが行われています。

ミツカンと日本女子大学とのコラボレーションにより、今後も地域生活者との交流を増やし、新しい食の形を消費者に届けるための活動が続けられる予定です。これからの「にっぽん食プロジェクト」に期待が寄せられています。

未来に向けて

「にっぽん食プロジェクト」は、様々な食への価値観や課題を理解し、多様な視点を持って未来の「にっぽん食」を作り出していくことを目指しています。今回のように、消費者との接点を増やし、「にっぽん食」を日常生活に取り入れる機会を創出していく予定です。日々の食が繋がりの架け橋となり、より豊かな食文化を築いていくことが期待されます。