新たな卒業アルバムの形が誕生
近年、デジタル技術の発展と共に、卒業アルバムの形も変化を遂げつつあります。特に、東京都葛飾区の東金町中学校では、最新のDX卒業アルバム『Webum(ウェーバム)システム』が導入され、教職員と生徒両方にとって利便性が向上しました。この新たなシステムは、AIの力を活用し、業務の効率化を実現しています。
卒業アルバム制作の課題
従来、卒業アルバム制作では、学校と制作業者の間で膨大な確認作業が必要でした。写真の選定や内容の確認、さらには生徒一人一人の登場回数の管理など、多岐にわたる作業が発生します。そのほとんどは対面で行う必要があり、教職員の負担は大きく、その業務が集中する繁忙期には特に厳しさを増していました。進路指導や学年末業務が重なるため、アルバムの確認作業も教職員に大きなストレスを与えていました。
Webumシステムの導入
Webumシステムは、従来の形を維持しつつ、スナップページの写真選定をウェブ上で行えるシステムです。特筆すべきは、AI顔検索機能の導入。生徒の顔写真を登録すると、AIがそのデータから該当の人物を抽出し、簡単に探し出すことができます。この機能によって、時間のかかる写真選定作業が大幅に減り、教職員の業務負担が軽減されるだけでなく、生徒や保護者のストレスも軽減されました。
実際の導入事例
葛飾区立東金町中学校での導入事例では、教職員や生徒からの評価が高まり、実際にその効果が見られました。岸健太先生は、前任校での経験から、AIによる顔カウントが不要になったことが、業務の効率化に大いに寄与したと語ります。生徒が実際に楽しそうに利用している様子も見られ、非常に良いサービスであると実感しています。
倉橋美緒先生も、これまでの写真選定の手間を大幅に削減できたことに感謝し、進路指導により多くの時間を割けるようになったと述べています。
生徒の声
生徒の井口詠凪さんは、AI顔検索機能が非常に分かりやすく、自分の写真をすぐに見つけることができたと絶賛。また、卒業アルバムを制作する楽しさを再発見し、思い出を家族と一緒に振り返る機会が増えたことに喜びを感じています。他の生徒からも、選びたい写真を自由に選べることで嬉しさを感じているとの声も上がっています。
今後の展望
株式会社日の出は、1955年から学校のアルバム制作に携わり、教育現場とのかかわりを深めています。卒業アルバムは、生徒の貴重な思い出が詰まった大切なもの。今後も、より良い教育活動に貢献できるようなサービスを目指し、革新を続けていく方針です。Webumシステムを通じて多くの学生に新しい思い出を提供し、形に残すことが彼らの使命であると信じています。
会社概要
新しい技術の導入がもたらす未来の卒業アルバム制作。その成功例は、教育の現場でも新たな可能性を開いています。