WOWOWグループが描く2025年の展望と新たなる挑戦
WOWOWグループが描く2025年の展望と新たなる挑戦
2025年が始まり、WOWOWグループの新しいビジョンが示されました。代表取締役社長の山本均氏が1月6日に行った年頭訓示では、2024年の振り返りも踏まえた上で、今後の方向性が語られました。
昨年、WOWOWは数々の変革を遂げました。特に新商品「WOWSPO」の開発が進み、4月にはABEMA、12月にはPrime Videoにて販売が開始され、多くの新たな挑戦を行いました。サッカーシーズンパスの提供やライブビューイング、TVODサービスなど、多角的なアプローチが一体となって、エンターテインメントの新たな価値を創出しています。特に「ゴールデンカムイ」が映画やドラマで大ヒットし、WESTのライブが劇場公開されるなど、コンテンツ戦略が見事に機能していることが強調されました。
さらに、WOWOW BRIDGEをグループ会社として設立し、海外プロダクション事業のスタートを実現。経営資源の選択と集中を進める中で、WOWOW 4Kの終了の決断も行うなど、柔軟な対応が求められています。これらの変化は、社員一人一人の努力の成果であり、そのご尽力に心から感謝したいとの言葉がありました。
2025年は新たな挑戦が待ち受けています。競争は益々厳しくなる中で、山本社長は「Be Different」を目指すことが重要だと語ります。また、彼が掲げる「人生をWOWで満たし、夢中で生きる大人を増やす」というパーパスを実現するために、迅速に行動する必要性も訴えました。新しいアイデアを生み出し、実行に移すことで、失敗を恐れずに成長していく姿勢を大切にするよう呼びかけています。過去の成功に依存せず、新たな挑戦を続けていくことが求められています。
昨年の全社員集会で発表された行動指針「Change Values」を再認識し、強化することが求められています。「違っているか」、「伝わっているか」、「腹割っているか」、「やり切っているか」の4つの問いかけを、自分自身にしっかり向き合わせることで、業務や会議の中でも変革を進めることができると強調しました。
エンターテインメントには人々を勇気づける力があり、WOWOWはその役割を果たすため、常に進化し続けることが使命です。2025年はスピード感を持って行動し、新たな挑戦を仲間とともに楽しんでいくことが重要です。
WOWOWグループは、お客様の人生に喜びと活気をもたらす存在であるために、今後もユニークなエンターテインメントを提供し続けます。2025年も見逃せない年になること間違いなしです。皆様のご期待に応えられるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。