KDDIとテックタッチの提携
2025-09-08 12:50:10

KDDIが営業支援システムに「テックタッチ」を導入し業務効率化を図る

KDDIが営業支援システムに「テックタッチ」を導入し業務効率化を図る



KDDI株式会社が、営業支援システム「Salesforce」への自社開発のAI型デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を採用したことを発表しました。この取組は、営業業務の効率化を目的とし、さまざまな業務プロセスを改善することを目指しています。

導入の背景


KDDIは「KDDI VISION 2030」を掲げ、5G通信や生成AIをコア情報として社会の成長に貢献しようとしています。このビジョンを実現する一環として、同社は先進的な技術を活用し業務効率や生産性の向上を図っています。パートナーグロース本部では、全国の販売代理店との連携を強化し、営業進捗の可視化や新商材の提案、販売員の教育などを担っています。

既存の「Salesforce」を利用して営業情報の管理を行っていましたが、UIの変更時にマニュアルの更新などの作業負担がシステム担当者にかかっていました。この負担を軽減し、運用効率を高めるために「テックタッチ」の導入を決定したのです。

導入の決め手


導入に際しては複数のDAPを比較した中で、ノーコードで操作ガイドを簡単に導入できる「テックタッチ」が選ばれました。トライアル期間を通じて運用担当者がこのシステムの利用イメージを具体化できたことも、導入を後押しした大きな要因となりました。

今後の予定


「テックタッチ」導入によって、営業現場でのデータ入力ミスやユーザーからの問い合わせを減少させ、正確な営業情報の集約を推進する計画です。さらに、パートナーグロース本部の営業支援体制の質を向上させることを目指しています。加えて、業務プロセスの自動化を図り、Salesforceへの入力内容の転記を迅速化すると同時に、経費精算や承認業務への適用も検討されています。

KDDIのビジョン


KDDIは、5G通信を基盤とし、個人向けには「au」や「UQ mobile」などのブランドを展開する一方で、法人向けには「KDDI BUSINESS」ブランドで多岐にわたるサービスを提供しています。2022年には「KDDI VISION 2030」を策定し、サステナビリティを重視した経営を進めることを発表しました。この新戦略において、KDDIはデジタル変革(DX)、金融、エネルギーなど複数の成長領域に焦点を当てています。

テックタッチとは


テックタッチ株式会社が提供する「テックタッチ」は、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)として国内シェアNo.1の実績があります。ノーコードで簡単に操作ガイドを制作できるため、多くの大手企業や官公庁で導入されています。利用者のスムーズなシステム活用を支援するため、その機能の拡充やAI機能の強化に力を入れています。

今後のKDDIとテックタッチの取り組みには、注目が集まっています。両者の協力によって、業務効率化の新たなモデルが確立されることが期待されます。


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