気候変動と視聴率向上を学ぶオンライン勉強会
2025年2月14日(金)の20:00から、気象予報士やメディア関係者を対象としたオンライン勉強会が開催されます。この勉強会では、フランスの公共放送「France Télévisions」が取り組む気候変動をテーマにしたお天気コーナーの成功事例を紹介します。フランスでは、視聴率の向上を実現するため、気象情報に気候変動の要素を組み込む試みが進められています。これにより、視聴者の関心を引きつけ、リテラシー向上に繋がっています。
【開催概要】
- - 日時: 2025年2月14日(金) 20:00-21:30 (日本時間)
- - 主催: 一般社団法人Media is Hope
- - 共催: チームWFCC
- - 対象: メディア関係者、気象予報士・気象キャスター
- - 定員: オンライン300名
- - 申込: 無料(締切: 2月13日(木) 23:59)
- - 申込フォーム: こちらをクリック
【プログラムの内容】
勉強会では、次のような内容を予定しています。
- - 20:00 - 20:05: オープニング(趣旨説明&登壇者紹介)
- - 20:05 - 20:20: オードレ・セルドン氏の講演動画視聴(「気候変動を生かした天気予報」)
- - 20:20 - 20:50: 質疑応答(通訳付き)
- - 20:50 - 21:05: 正木明氏による「温暖化指数」を使った天気予報の紹介
- - 21:05 - 21:10: 東海林克江氏が語るラジオでの気候変動発信
- - 21:10 - 21:25: 正木氏・東海林氏への質疑応答
- - 21:25 - 21:30: クロージング(主催者挨拶)
【背景】
気候変動が私たちの生活に与える影響を理解するためには、身近なお天気情報が重要です。日本でも気候危機に対する意識が高まり、多くの気象キャスターやメディアが同様の取り組みを始めています。参加する皆さんには、日本国内外の成功事例やプロセス、遇した課題を共有し、気候変動と気象のつながりを意識した新たな報道の可能性を探ります。
今回の勉強会では、フランス公共放送の成功事例をもとに、国内での気候変動報道における新しい視点や方針を共有することを目的としています。これにより、視聴者の興味を引く新たな取り組みへのヒントになることを目指します。
【登壇者紹介】
オードレ・セルドン氏
「Journal Météo-Climat」の気候エディター。気候変動に関連した情報発信で、多くの視聴者の関心を集めている。
正木 明氏
「おはよう朝日です」の気象キャスターであり、気候危機に関する共同声明の呼びかけ人。実用的な情報発信に力を入れる。
東海林 克江氏
J-WAVEニュースのフリーアナウンサーで、ラジオを通じた気候変動の発信を主導。リスナーへの意識変革に尽力している。
勉強会を通じて、最新の気候変動報道の手法を学び、その成果を自らの活動に活かしていただければと思います。気候変動の理解を深める貴重な機会、お見逃しなく!
(参加申し込みは締切の2月13日までです)