音声メディアの未来を探る『音声メディア・カンファレンス』開催決定！

音声メディアの最新動向を学ぶ『音声メディア・カンファレンス』

2025年12月9日（火）、東京都港区にある宣伝会議セミナールームで、音声メディアに特化した「音声メディア・カンファレンス」が開催されます。このイベントは、音声メディアの最新トレンドや企業による効果的な活用方法についてのセミナーです。

音声メディアの重要性

近年、音声メディアは日常生活の中で不可欠な要素となってきました。ラジオ、ポッドキャスト、オーディオブック、音声SNS、さらにSpotifyやYouTube Musicといった音楽配信サービスの普及によって、音声情報は私たちの生活の中でますます身近な存在になっています。その結果、移動中や作業中などの「ながら消費」を通じて、ブランドメッセージを効果的に届ける手段として音声メディアが注目されています。

カンファレンスの概要

音声コンテンツは、新たなマーケティングチャネルとしてのポテンシャルを持っています。本カンファレンスでは、急成長を遂げる音声メディア市場の最新情報や、先進的な活用事例をもとに、経営やコミュニケーション戦略における音声の可能性を深く探求します。

植村氏の講演

第一部では、日産自動車の松村眞依子氏が『NISSAN あ、安部礼司』を通じて、音声からリアルな体験へとつなげるブランド戦略についてお話しします。2006年の放送開始以来、同番組は音声を活用してブランドの世界観を長期的に発信しており、リスナーとの深いつながりを築いてきました。この講演では、物語性のあるコミュニケーション設計とその実績についての具体例が紹介されます。

嶋氏の講演

第二部では、株式会社radikoの嶋裕司氏による講演で、常時接続時代における音声の価値とメディア体験のホワイトスペースが探求されます。スマートフォンによるメディア接触が常態化する今、目に見えない時間や「ながら接触」の瞬間に注目し、音声メディアが提供する新たな広告接触の可能性について分析します。この講演では、radikoが実施した調査結果に基づいた洞察や、行動データに基づいた最適なアプローチ設計も紹介される予定です。