映像伝送の新時代
2025-01-29 13:24:24

ヤマハ製スイッチが「NDI」認証を取得し映像伝送の新時代が到来

ヤマハ製スイッチが「NDI」認証を取得



ヤマハ株式会社は、映像と音声の伝送方式「NDI」において、同社の4モデルのネットワークスイッチが認証を取得したことを発表しました。この新しい認証により、ヤマハのスイッチ製品は、より高品質な映像と音声の長距離伝送を可能にし、Pro AV(プロオーディオ)やIT業界において新たな利便性を提供します。

NDIとは何か?



NDI(Network Device Interface)は、映像配信のためのAV over IP規格であり、ギガビットイーサネットを活用して4K映像、音声、制御データを同時に伝送します。この技術を使用することで、同じネットワーク内に接続されたカメラ、スイッチャー、メディアサーバーといった機器は、簡単にお互いを検出し、自動的に接続できます。

ヤマハのネットワークスイッチの特長



ヤマハは1995年にネットワーク製品市場に参入し、その以来、信頼性の高い製品を提供してきました。スイッチ製品はその中でも特に注目されており、豊富なラインアップの中にはプロオーディオ向けのモデルも含まれています。特に音声の多チャンネル伝送において、その安定性は高く評価されています。今回、新たに「SWX2310P-10G」、「SWX2310P-18G」、「SWX2310P-28GT」、「SWR2311P-10G」の4モデルが「NDI」の認証を受けたことで、さらに幅広い用途に対応可能となりました。

効率的な映像と音声の長距離伝送



ヤマハのネットワークスイッチを使用すれば、業務用機器との組み合わせによって、高品質な映像・音声の長距離伝送を実現できます。さらに、Web GUIによる直感的な設定が可能であり、これにより導入が容易になります。このように、ヤマハのソリューションは、多様な運用ニーズに応えられる柔軟性を持っています。

オープンアーキテクチャのソリューション



Yamahaは、Pro AV/IT業界のニーズに応じ、オープンアーキテクチャのソリューションを提供しています。これにより、ユーザーはそれぞれの環境に最適な製品を選ぶことができるため、多様な要求に応じた新たな提案を行っていく意向です。今後も、ネットワークスイッチに加え、プロオーディオ製品を含めたトータルソリューションにより、統合的かつ直感的なPro AV/ITシステムの提供を目指します。

最新技術に基づく安心感



なお、今回の「NDI」認証取得に際しては、ネットワークスイッチに対する設定変更が必要となりますが、それに伴う対処づけとして、Web GUIを用いた設定が可能なファームウェアが近日公開予定です。

詳しい仕様については、ヤマハの製品サイトや技術情報サイトにてご確認ください。これにより、ユーザーが自分の環境に最適なソリューションを見つけやすくなります。


このように、ヤマハの最新技術を駆使したネットワークスイッチは、映像と音声の長距離伝送において新たな選択肢と可能性を提供します。これからも目が離せません。


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