2026年4月、成蹊大学が新たに開設する国際共創学部。学びの場にフードロス削減を実現する「ZERO BOX」が設置されることが発表されました。この取り組みは、学生や教職員に日常的にフードロス削減を体験し、学びに活かすことを目的としています。
国際共創学部の理念
成蹊大学の新しい国際共創学部は、持続可能な開発のための教育(ESD)に基づき策定されました。この学部は、現代社会の課題解決に向け、文系・理系の融合的な思考を養い、他者と協力して解決策を創出する力を育成することを目指しています。国際共創学科には、日本文化や世界の諸問題を学ぶ「国際日本学専攻」と、自然や社会環境への理解を深める「環境サステナビリティ学専攻」の2つの専攻が設けられます。
ZERO BOXの導入
「ZERO BOX」は、フードロス削減を目的とした無人自動販売機です。全国で約140台が展開され、賞味期限が残っている食品や飲料を安価に提供しています。成蹊大学では、学生に対して提供される商品を希望小売価格の半額での販売を行います。また、ZERO BOXを通じて提供される食品は、食べられるにもかかわらず通常の流通から外れてしまった商品。つまり、再び「価値」を生み出す試みなのです。これにより、フードロスを減少させ、CO₂排出の削減にも貢献します。
学生の意義
新設される国際共創学部では、学生たちが深い学びを通じて、フードロス削減に積極的に参加できる環境が整えられます。国際共創学科の教育方針は、持続可能な社会の構築に寄与することに重きを置いており、環境問題を学ぶことはますます重要となっています。学生たちが自発的にフードロス削減に関与することで、社会問題を直視し、実際に解決へ導く力を育てることが期待されます。
未来を見据えて
成蹊大学の国際共創学部と「ZERO BOX」の導入は、持続可能な社会を目指す教育の新たな形を示しています。この取り組みが、学生たちの生活にどのような影響を及ぼすのか、また社会全体にどのように広がっていくのかに注目が集まります。国際共創学部の設立は、単なる教育機関の枠を超え、持続可能な社会の実現に向けた新たな一歩として位置づけられるでしょう。
成蹊大学は、この取り組みを通じて、学生たちが地域や社会に貢献し、共に共創する力を身につけることを願っています。新しい学びのカタチとしての国際共創学部がどのような展開を見せるのか、今後が楽しみです。