神奈川銀行の業務デジタル化に向けた取り組みとその成果
神奈川銀行が
業務デジタル化を推進するために導入した「POWER EGG」は、業務プロセスの改善に大きな役割を果たしています。導入の背景、選定理由、そして導入後の効果について詳しく見ていきましょう。
導入の背景
神奈川銀行では、従来、融資関連の稟議を除いてほとんどの業務が紙に依存していました。このため、決裁や回覧にかかる時間が長く、部門間での情報共有においても非効率が生じていました。特に、メールや添付ファイルを用いた報告では、集計作業に手間取ることが多く、業務の効率化が急務でした。こうした問題を解消するために、基幹サーバーとグループウェアの更新を契機にデジタル化を推し進めることが決定されました。また、全従業員へのモバイルPC貸与など、インフラ全体の整備も行われました。
「POWER EGG」の選定理由
神奈川銀行が「POWER EGG」を選んだ理由は、以下の3点です。
1.
業務効率化を実現する多機能ツール: 「POWER EGG」は、グループウェアやWebデータベース、汎用申請ワークフローの機能がシームレスに統合されており、報告書作成や稟議プロセスの効率化を可能にし、ペーパーレスを実現します。
2.
豊富な業界事例と無償テンプレートの提供: 他の金融機関での導入事例が多く、無償の金融業務テンプレートが充実しているため、すぐに実践可能です。
3.
ユーザー視点で作られたインターフェース: 直感的に使いやすく、統一された操作性を持つため、複数のツールを一括で管理でき、管理の負担も軽減されます。
導入による効果
「POWER EGG」の導入によって、神奈川銀行は以下のような効果を得ました。
- - ペーパーレス化と業務効率化: 検印や回覧、複写などの業務が不要となり、物理的な確認作業が大幅に削減されました。
- - 迅速な稟議・通達業務: 従来2〜3日かかっていた承認プロセスは、今ではその日のうちに完結するケースが増加しています。
- - ファイル管理と掲示板の整備: 業務ごとにフォルダ構造を再整備したことで、情報の検索性や運用の効率が飛躍的に向上しました。
- - 現場の意識変化: 従業員からの業務効率化に向けた自発的な提案が増え、組織全体での前向きな姿勢が生まれています。
神奈川銀行様の声
「POWER EGG」の導入により、神奈川銀行は紙の業務から脱却し、業務プロセスが著しく改善されたと話しています。現場からの積極的な提案や改善案も増え、全社的にデジタル化への前向きな雰囲気が広がっています。今後も「POWER EGG」を利用し、さらに業務改善を進めていく考えです。
まとめ
ディサークルは、「POWER EGG」を通じて、お客様のデジタル化を積極的に支援し、業務の効率化や新たな働き方の実現に貢献していく方針です。デジタル化は、単なるツールの導入にとどまらず、組織文化や働き方全体を進化させる重要なプロセスです。今後の展開に注目が集まります。