ブシュロンとデイジーの関係
2025-09-03 18:46:54

ブシュロン、デイジー・エドガー=ジョーンズを代表する顔に起用した理由とは

フランスの名門ハイジュエリーブランド、ブシュロンが新たなブランドアンバサダーに英国出身の女優デイジー・エドガー=ジョーンズを起用することを発表しました。この選択には、ブシュロンの創業精神と、デイジーの魅力が見事に融合している背景があります。デイジーは、その演技力だけでなく、独自のファッションセンスと自由な精神でも知られています。

デイジー・エドガー=ジョーンズの名前が広く知られるようになったのは、2020年のヒット作『ノーマル・ピープル』をきっかけとしています。この作品での力強い演技により、彼女はエミー賞にノミネートされ、一躍多くの女性の憧れの的となりました。その後のキャリアにおいても、彼女はさまざまなジャンルに挑戦し続け、映画、テレビドラマ、舞台と多岐にわたる活躍を見せています。

デイジーが出演する近年の作品には、映画『ザリガニの鳴くところ』や『フレッシュ』、2026年公開予定の『A Place in Hell』などがあります。また、舞台にも積極的に出演しており、2025年にはロンドンのアルメイダ劇場での『熱いトタン屋根の猫』でも高く評価されました。

彼女のスタイルからは、内面的なエレガンスや洗練さが溢れ出ています。特に、2025年のカンヌ国際映画祭では、ブシュロンの「クエスチョンマーク ネックレス」を身に着け、その存在感で観客を魅了しました。デイジーの魅力は、彼女が持つ自由でしなやかな精神、さらに時代を超えた美しさにあります。これらは、ブシュロンが1858年に設立されて以来、大切にしてきた価値観と深く結びついています。

デイジーとブシュロンのCEO、エレーヌ・プリ=デュケンは、アンバサダー就任に対しそれぞれコメントを寄せています。デイジーは「ブシュロンの一員になれることを光栄に思います。メゾンが生み出す作品の背後には、美しい感情と芸術性が宿っています」と語り、次世代のクリエイティブな自己表現が重視される姿勢に期待を寄せています。

エレーヌ・プリ=デュケンもまた「デイジーを迎え入れることを嬉しく思います。彼女の人柄とエレガンスは、私たちのメゾンの精神に共鳴しています。このコラボレーションを通じて、常に大胆で自由な姿勢を示し続けたいと考えています」との言葉を残しました。

ブシュロンは1858年にフレデリック・ブシュロンによって創立され、以来4世代にわたって自由で大胆な精神とユニークなスタイルを継承してきました。パリ・ヴァンドーム広場に最初のブティックを開いたことで、その名声を確立し、一流のハイジュエリーを象徴するメゾンとしての地位を築いてきました。現在、ブシュロンは世界中に90以上の店舗を展開し、国際的なラグジュアリーグループであるケリングに属しています。

この新たなパートナーシップにより、ブシュロンは更に個性的なキャンペーンや製品展開を見込んでいます。デイジー・エドガー=ジョーンズとブシュロンが創り出す未来には、注目が集まることでしょう。


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