岡山大 研究発表会
2025-01-03 01:23:41

岡山大学の総合技術部が研究発表会を開催し技術力向上へ

岡山大学総合技術部の研究発表会2024



2024年11月6日、岡山大学津島キャンパスの創立五十周年記念館金光ホールにて、岡山大学総合技術部が主催する「総合技術部研究発表会2024」が開催されました。今回の発表会は、技術職員のスキルアップを目指し、機器共用に関する認識を深めることを目的としています。

参加者は対面で49人、オンラインで30人の合計79人に及び、盛況のうちに進行されました。このイベントは、学内の教職員や学生も参加し、多様な視点からの意見交換が行われました。

機器共用の推進とサイテックコーディネーターの役割



岡山大学の技術統括監理本部に属する総合技術部は、昨年度から文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択され、さらなる発展を目指しています。この取り組みの一環として、技術職員の組織や個人に関する変革が進められています。
特に、サイテックコーディネーター(SC)のノウハウを活かし、技術職員が主体的に機器共用を推進することが求められています。SCたちは、それぞれの専門分野で博士号を持ち、高度な専門知識を有する技術者たちです。

発表会の第1セッションでは、移管された6人のSCと技術職員が登壇し、委託分析や機器管理などの業務に関する研究内容を紹介しました。
第2セッションでは、情報工学系や医学系、理学系、社会基盤系など多様な分野から5人の技術職員が登壇し、それぞれの業務や研究事例について発表を行いました。質疑応答も活発に行われ、参加者同士の新たな交流の場となりました。

今後の方向性と期待



文部科学省からの訪問者も参加し、技術職員同士のネットワーキングや情報共有が、大学の研究力を強化するためにの重要性が話し合われました。特に、櫻井友理希さんは「お互いが抱える問題に対して別の職員の経験がアドバイスになり、共同研究への発展も期待できる」とコメント。岡山大学の取り組みが他大学モデルとして横展開されることへの期待が寄せられました。

総合技術部の佐藤法仁副理事(副学長)は、「技術職員が主体性と当事者意識を持って取り組むことが大切であり、今後も組織として機器共用を推進していきたい」と語りました。技術者たちの取り組みは、岡山大学が「地域中核・特色ある研究大学」としてさらに発展するための重要な要素と位置付けられています。

総合技術部は、これからも多様な場を通じて組織の強化を図るとともに、既存の常識を覆すような改革を目指していく方針です。技術職員たちの挑戦は、岡山大学の未来に向けた大きな一歩となります。地域社会と共に成長していくため、岡山大学の取り組みに注目していきましょう。


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