アニメ『アン・シャーリー』スペシャルトークショー開催
2023年10月18日(金)、カナダ大使館オスカー・ピーターソン シアターで行われたアニメ『アン・シャーリー』のスペシャルトークショーが、熱気に包まれながら開催されました。このイベントでは、今後の放送に向けて期待が高まるトークセッションが繰り広げられました。
「アヴォンリー編」の特別編集が上映
トークショーは、物語の前半にあたる「アヴォンリー編」の特別編集を上映することで始まりました。この映像を全体で共有した後、川又浩監督、J.A.ハリソン役を演じる太田光さん、中山佳子プロデューサーが登壇し、物語の魅力について語り合いました。
太田さんから、作品制作においてのプレッシャーについて問われると、川又監督は「大きな山過ぎてプレッシャーは感じませんでした」と笑顔で回答しました。この一言に、会場には和やかなムードが漂いました。
また、川又監督が太田さんに「モンゴメリの笑いのセンスをどう捉えていますか?」と質問すると、太田さんは「モンゴメリさんの笑いのセンスが一番共感した部分」と答えました。彼は、物語の舞台となった時代にあっても、良い意味での不謹慎さが描かれていると感じているようです。
来場者の質問コーナーで盛り上がる
トークセッションの中で、アン・シャーリー役を務める井上ほの花さんからの質問も紹介されました。井上さんが「アンを演じるにはどうだったか」と尋ねると、川又監督は「素晴らしかった。本当に立派になっていて感動しました」と絶賛しました。また、太田さんも「リンド夫人に言い返すシーンをやってみたかった」と演技への期待を語りました。
さらに会場からも多くの質問が寄せられ、太田さんがオウムを飼っているとの意外な一面も披露されました。川又監督は「キャラクターの気持ちがちゃんと伝わる作品にしたい」という強い思いを語り、観客の関心を引きました。
解禁された第二弾キービジュアル
トークショーの注目ポイントの一つは、第二弾キービジュアルの解禁です。中山プロデューサーは「第一弾は自然の中での無邪気なアンを描きましたが、第二弾では前向きに生きる力を表現しています」と説明しました。傘を差すアンの姿については、「雨は彼女の人生を変えていく象徴である」との言葉もあり、視聴者の好奇心を掻き立てました。
新エピソードの放送日も告知
最後に、スペシャルトークショーでは、明日から放送される「レドモンド大学編」に向けた告知が行われました。今回のイベントで多くの情報が明かされ、参加者は新たな物語の展開を心待ちにしている様子でした。
アニメ『アン・シャーリー』は、モンゴメリの不朽の名作「赤毛のアン」シリーズを基に、全24話で描かれています。毎週土曜日の18時25分から、NHK Eテレにて放送中です。再放送は毎週木曜日の19時20分から行われる予定です。
スタッフとキャスト陣
アニメの制作陣には、川又浩監督をはじめ、シリーズ構成の高橋ナツコさんや、キャラクターデザインの土屋堅一さん、音楽を担当する大島ミチルさんなど、豪華な顔ぶれが揃っています。キャストには、アン・シャーリー役の井上ほの花さんをはじめ、豪華なメンバーが勢揃いしています。
続く放送にご期待ください!