生態系を可視化する新たな技術
株式会社フィッシュパスは、2026年3月3日(火)、東京・浜松町で開催される「JID 2026 by ASCII STARTUP」に出展します。国内最大級のイノベーションイベントにて、最新の環境DNA分析を用いた生物多様性のデジタルトランスフォーメーション(DX)技術を披露する予定です。環境保護と持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩として、参加者に実演を交えてその利便性を紹介します。
生物多様性の重要性とその背景
持続可能な開発のため、多様な生物種を保護し、彼らの生息環境を守ることが世界的に求められています。その背景には、2030年に向けた国際的な生物多様性保護目標があり、特に「昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)」に基づく活動の強化が進められています。それに伴い、企業や自治体は、自然環境にかかわる情報を透明性を持って開示することが求められています。
フィッシュパスが提供する環境DNA分析は、これに対応するための革新的なソリューションです。「水をすくって送るだけ」というシンプルなスキームで、豊富な生物多様性データを手軽に取得が可能です。
環境DNA分析の仕組み
私たちの技術は、川や湖、海などの水域からサンプルを採取し、その水に含まれる生物のDNAを解析することで実現されます。このアプローチにより、以下のような多くの情報を得ることができます:
- - 魚類・水生生物の把握: 種類や生息密度を正確に把握し、データ化します。
- - 外来種のモニタリング: ブラックバスやウシガエルなどの外来種がどのように広がっているかを確認可能です。
- - 陸上動物の推定: クマやイノシシなどの行動域を水辺から推定し、生態系内での関係性を明確にします。
- - 即時のデータ可視化: 取得したデータを専用のDXレポートシステムで迅速に可視化できます。
高コストからの脱却
従来は、専門家による水中調査や網調査が必要で、高いコストや時間がかかっていましたが、フィッシュパスの独自インフラを用いることで、全国の漁業協同組合と連携しながら、手軽かつ迅速に調査を行うことが可能になりました。この新技術により、環境調査の効率化が期待されます。
JID 2026でのデモと相談会
フィッシュパスブース(ブース番号:56)では、実際の環境DNA分析のレポートや専用DXシステムのデモを行い、生態系データをどのように事業や政策に生かせるかを具体的に紹介します。特に以下のような課題を抱える方々にとって、有益な情報が得られることでしょう:
- - 企業・事業者: TNFDやGRIなどに基づく自然資本の開示データの必要性。
- - 自治体・行政機関: 獣害対策や藻場再生に向けた生態系理解。
- - 研究・教育機関: 低コストでの生物多様性モニタリング。
また、イベント中には、「持続可能な河川環境保全」がテーマの研究開発プロジェクトも紹介します。現代社会における生物多様性への取り組みを体感できる絶好の機会です。
開催情報
- - 日時: 2026年3月3日(火)10:00〜18:00
- - 場所: 東京都立産業貿易センター浜松町館(2F・3F)、東京ポートシティ竹芝
- - 公式サイト: JID 2026
フィッシュパスは、環境保護と地域活性化の両立を目指して新たな挑戦をし続けています。生物多様性の重要性を共に認識し、持続可能な未来に向けた議論を深められれば幸いです。