NAGASEカップ2025
2025-12-24 14:03:49

NAGASEカップ2025開催報告:参加者1700名が魅せた感動の2日間

NAGASEカップ2025開催報告



2025年11月23日と24日の2日間、東京の国立競技場にて「NAGASEカップ2025」が盛大に開催されました。この大会は長瀬産業株式会社が特別協賛し、約1,700名のアスリートが集結。もちろん、これは過去最多の参加人数であり、競技の熱気とともに大会の国際性とインクルージョンの進化が改めて示されました。

大会の概要と特徴



NAGASEカップは、一般社団法人日本パラ陸上競技連盟と公益財団法人東京陸上競技協会が主催するもので、「日本陸連公認の部」と「パラ公認の部」で構成されている陸上競技大会。年齢、国籍、障がいの有無に関わらず、誰もが参加できるインクルーシブな大会として、2021年に初めて開催されて以来、今年で4回目を迎えました。

参加者約1,700名のうち、パラアスリートは291名。在籍国は多岐にわたり、インドネシアやシンガポールなどからもアスリートが出場しました。特に短距離種目での海外勢の活躍が際立ち、シンガポールのPereira Veronica Shanti選手が女子1部100m・200mで優勝、男子1部100mではインドネシアのZohri Lalu Muhanmad選手が勝利を収めるなど、アスリートたちの競い合いは大いに盛り上がりました。

大会が開催された2日間には、なんと8,000名以上の観客が来場。レース中には世界記録が4つ、アジア記録が1つ更新される驚きの結果も生まれ、競技の白熱した様子は観客を魅了しました。さらに、大会に参加したアスリートや観客からのアンケートでは、約97%以上が「満足した」「やや満足した」と回答しており、大会全体に高い評価が寄せられました。

アスリートから観客へと広がる体験



競技だけでなく、大会はより多くの人々が楽しめる体験の場ともなりました。「インクルーシブの輪をさらに広げる」というコンセプトを基に、この大会では昨年に引き続き義足体験やデジタルデバイスを活用した観戦体験が提供されました。そして新たに、車いすレーサー体験も導入され、子どもから大人までがアスリートが使用する競技器具に直接触れ、多様性やインクルージョンを身近に感じる機会が提供されました。

特別ゲストも大会を盛り上げる



多彩なゲストも大会をさらに盛り上げました。副音声ラジオでMCを務めた豊原謙二郎さんは的確な競技解説を提供し、さらにパラリポーターを目指す宮原紬さんがアスリートへのインタビューを行い、参加者に生の声を届けました。

特に圧巻だったのが、元日本記録保持者でオリンピアンの寺田明日香さんによるハイタッチ。小学生ランナーとの交流が生まれ、感動の瞬間を演出しました。また、男子100mの初の9秒台記録を誇る桐生祥秀さんもフィニッシュ地点でアスリート達と握手をし、健闘を称えました。このように、様々なゲストの存在が大会を彩りました。

NAGASEの未来への挑戦



長瀬産業は、スローガン「Delivering next.」を掲げ、未来社会に価値を提供することを目指しています。NAGASEカップを通じて、アスリートたちの新たな挑戦を支援すると共に、観客や競技関係者、地域の皆様にとっても新しい体験や価値観を提供し、多様性を認め合うインクルーシブな輪を広げていく姿勢が感じられます。

来年以降もNAGASEカップがさらなる成長を遂げることを期待しましょう!


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